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恩師の教えを胸に

最期の瞬間までペンと本を手に持ち、執筆活動を続けたという。恩師である元・朝大外国語学部長の高演義さんが闘病の末に亡くなられた。享年81。民族教育に半生を捧げ、フランス文学者、第三世界研究の第一人者とし…

沖縄で作る新たな居場所

本紙2月23日付3面(朝鮮語)で、沖縄で暮らす同胞青年たちの活動を紹介した。取材した北海道出身の趙淵石さん(27)、京都出身の金紅綺さん(25)、長野出身の李煕一さん(25)は同胞青年たちが集まれる新…

環境に劣らない力

1月20、21日にかけて、朝鮮学校教員たちによる教育研究集会が東西で開催された。東日本集会の2日目、会場では「学生支援」をテーマに教員たちが討論を行う光景が広がった。筆者も取材の過程で、討論の輪に加わ…

少人数学級の魅力に着目

近年、各地の朝鮮学校で増え続けている少人数学級。1月20, 21日にかけて行われた2023年度教育研究集会では、各学校が少人数学級に適した教育方法を模索した貴重な研究成果や経験が共有された。 過去5年…

吸殻の味

朝鮮に「タバコは吸殻の味が一番だ」という言葉がある。この言葉には、「人は何かを失ってからこそ本来の大切さを知る」という意味がある。 例として、コロナ禍で日常の大切さを再確認したことが挙げられるだろう。…

文化や価値観の格付け

紅白歌合戦に南朝鮮アーティストが多数出演したことを機に、「ソフト・パワー」という概念について改めて考えた。ソフト・パワーとは、軍事力や経済力など他国を強制し得るハード・パワーとは異なり、その国の文化や…

危険な現地住民の生活

多くの在沖米軍基地のフェンス沿いには、沖縄の中の「米国」の存在を際立たせるかのように夾竹桃(きょうちくとう)が並んでいる。「有事」の際の目隠しのために植えられた植物で、花には毒性がある。米軍専用施設は…

差別是正に向け、行動を

7日、日本政府に対して国連人権勧告の実現を求める集会に参加した。 在日本朝鮮人人権協会の朴金優綺部長が朝鮮学校差別の現状に関して報告した集会では、今年6月に与党により強行採決された「改正入管法」問題に…

自慢の大会

11月9~11日にかけて、大阪府堺市で行われた第45回コマチュック大会では、本選と育成部門の双方で白熱したゲームが繰り広げられ、3日間で延べ132試合が行われた。 朝鮮学校初級部のサッカー部員たちが各…