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念願の北海道開催

日朝教育シンポジウムが3日、北海道初中高で行われた。北海道初中高での開催はコロナ禍により、一度中止せざるを得なかった。その経緯を経て「念願の開催」となったが、それ以上の思い入れもあった。

原因と結果

「ウクライナ危機の原因と結果」という演説で「ロシアが脅威と感じる政策を進めた米国」が危機を起こした主犯だと主張したシカゴ大のジョン・ミアシャイマー教授は「核武装した朝鮮は核兵器がない場合よりも朝鮮半島…

音楽の息吹/夫星琴

北アイルランドの多くのパブでは、週末になると生演奏のセッションが開かれ、音楽が人々の生活に溶け込んでいる。先日、ふと立ち寄ったベルファストのアイリッシュパブで、隣に座った常連客が「今日は少しいつもと様…

〈FOCUS!〉「切実さの差」

開かれた坑口前で黙々と撮影する人がいた。82年前の長生炭鉱水没事故で父を亡くした常西勝彦さんだ。その隣には息子の朝彦さんが寄り添う。事故当時、植民地支配下という構造的抑圧状況に置かれた朝鮮人の遺族たち…

“愛校に卒業はない”

来年学校創立65周年を迎える群馬初中で、より多くの支持、協力を得ることを目的に10月5日、日本の市民らを対象に対外公開授業を開催した。 来校者たちが授業参観する中、緊張した面持ちで授業を受ける児童・生…

女子サッカーの黄金時代

朝鮮女子サッカーが快進撃を続けている。朝鮮は今年に入り、アジアと世界を舞台にしたユース世代の4大会を制覇し、女子サッカー界における世界最強の地位を確立した

 米国の民主主義

米国大統領選挙が終わった。敵意むき出しの誹謗中傷が続いた選挙戦について「米国民主主義の危機」という指摘があるが、正しくない。世界が目撃した乱闘は、米国民主主義の反動性、脆弱性を示すものだ。

〈新報ウリマルナビ〉あかりの「電気」は「불」「전등불」

間違った文章を正しながら、ウリマル(朝鮮語)に関する知識を紹介する。 例文 방이 어두우니 전기 켜자. (部屋が暗いから電気をつけよう)   방을 나올 땐 전기 끄고 나와야 돼. (部…

「音」を奏で日々を彩る/朴信陽

私は神戸初中・中級部から朝鮮大学校までの10年間、吹奏楽部に所属した。フルートと共に過ごした青春の日々に思いを馳せながら、あの頃を思い出したことも1度や2度ではない。しかし教員になってからは時間や場所…

準備期間は9カ月

毎年開催される「ウリ民族フォーラム」の準備期間は、準備委結成から開催当日までの約9カ月間だ。今年9月に行われた西東京フォーラムも同様で、実行委員たちは多忙な9カ月を送った。準備委の事務局長は、「西東京…

類稀な災害対応

年々、激しさを増している豪雨が今年も凄惨な傷跡を残していった▼豪雨の激しさも記録的であったが、朝鮮政府の災害対応には類稀なる伝説のような逸話が溢れている

平壌のIT化事情

デパートやレストランなど、平壌の商業施設ではスマホで料金を支払う市民らの姿を多く見かけた。現金をチャージして使う電子決済カード「ナレ」の普及から十数年、現在はスマホ決済の普及が進んでいるようだ

 歴史の分岐点

歴史の分岐点かもしれないと感じる瞬間がある。例えば30年前の10月、核問題解決と関係正常化のための行動措置を記した朝米ジュネーブ合意が発表された。しかし米国は合意を履行せず、その後も交渉はあったが、敵…

〈FOCUS!〉どんな時も声を上げ続けよう

「『101・人』関東大震災から101年―人災の記憶を未来に伝える―」展(8月27日~9月1日、千葉)は作品を通して、来場者たちと共に関東大震災時の朝鮮人虐殺を考えようと企画された。展示のみならず、実行…

葛藤と気付き/姜希純

朝鮮大学校政治経済学部に在籍時、私は、学べば学ぶほど、自分の進路に疑問を抱くようになった。地域の活動家や朝鮮学校教員の数が足りないという現実を目の前にして、私が弁護士を目指してよいのだろうか、弁護士に…

追いつき追い越せ

ここ数カ月間、朝鮮がスポーツの国際大会で目覚ましい活躍を見せている。少数精鋭で臨んだパリ五輪では銀2、銅4を獲得し、アジアテコンドー選手権は国別順位で断トツの1位。サッカーU20女子W杯で頂点に立ち、…

朝鮮のことわざ辞典

本社社員が事務所に出勤すると必ず目にするものが「今日のことわざ」である。エレベーター内の正面に朝鮮のことわざが掲示されている ▼「설마가 사람을 죽인다(まさかが人を殺す)」。そんなはずがないと油断し…

〈新報ウリマルナビ〉「花火」は「불꽃」

間違った文章を正しながら、ウリマル(朝鮮語)に関する知識を紹介する。 例文   참가자들은 각양각색의 꽃불을 손에 들며 행사를 즐겼다. (参加者たちは各様各色の花火を手にイベントを楽し…