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〈パリ五輪アジア最終予選〉選手鼓舞した同胞応援団の一体感

2024年03月07日 06:00 スポーツ

「祖国を思う気持ちで」、圧巻の声援

2月28日午後4時半過ぎ、試合を2時間後に控えた国立競技場の観客席は、すでに赤色に染まり始めていた。関東地方はもとより、各地から朝鮮学校の生徒や学生、同胞たちが続々と集結。一様に朝鮮代表カラーのシャツやタオルを身につけ、試合前からチャントを歌う同胞応援団は、さながらホームスタジアムに駆けつけたサポーターのようだった。

約3千人の同胞応援団が終始熱い声援を送った

この日、3千人規模の同胞応援団は一体感のある迫力満点の応援を見せた。会場に愛国歌が響き渡ると、応援団は特大の朝鮮国旗を掲げながら国歌を斉唱。試合中にはバルーンスティックや太鼓を打ち鳴らしながら、「必勝朝鮮」や「頑張れ朝鮮」のかけ声、「社会主義前進歌」「攻撃戦だ」などの力強い歌で選手たちを鼓舞した。

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