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〈パリ五輪アジア最終予選〉第1戦は引き分け/同胞応援団の大声援をピッチに

2024年02月25日 09:20 スポーツ

サウジで開催

朝鮮女子代表は24日、パリ五輪アジア最終予選第1戦(サウジアラビア・ジッダ、プリンス・アブドゥラ・アルファイサルスタジアム)で日本と対戦し、0-0の引き分けで試合を終えた。

パリ五輪アジア最終予選第1戦は、引き分けで終わった(写真右はキム・キョンヨン選手、アジアサッカー連盟HPから)

パリ五輪出場アジア2枠を懸けた第1戦で、朝鮮は前半から5-4-1で守備を強めながらも、立ち上がりの10〜30分の間で攻撃を仕掛けた。

前半14分には、杭州アジア大会の得点王であるFWキム・キョンヨン(17番)がロングボールを受けシュートを狙う。26分には、キム・キョンヨンがボールを奪い、FWホン・ソンオク(14番)の落としからMFミョン・ユジョン(6番)が枠をとらえた強烈なミドルシュート。惜しくも相手側GKにセーブされたが、その直後にFWリ・グムヒャン(3番)がゴール前でヘディングシュートを打ち、相手側を押し込むシーンが続いた。42分には、日本のFWから左足シュートを打たれるが、GKパク・チュミ(1番)が左足一本で鋭くブロックし、ピンチを防いだ。

後半では、朝鮮がアグレッシブに攻め、持ち前の推進力を発揮。ボールの争奪で優勢になる時間が増えた。

73分にはDFリ・ミョングム(2番)のクロスからキム・キョンヨンがヘディングシュート。クロスバーに当たり、得点にはつながらなかったが、朝鮮はシュート数で大きな差をつけた。また、ストライカーのスン・ヒャンシム(7番)、リ・ハク(10番)らが投入され、ゴールに迫る場面が続いた。後半中盤以降、一進一退の攻防が続くなか、日本はボールを保持しながらも、得点への決定的な場面は作れなかった。試合は接戦の末、0-0のまま終了した。

パリ五輪アジア最終予選第1戦は、引き分けで終わった(アジアサッカー連盟HPから)

第2戦は28日に東京・国立競技場で行われる。2戦合計スコアで上回った方が、パリ五輪出場権が獲得できる。第1戦がスコアレスドローで終わったため、第2戦の勝者がパリ行きの切符を手にする(アウェーゴールのアドバンテージはなく、スコアが同じ場合は延長戦を行い、決まらなければPK戦)。

朝鮮代表が敵地・日本で行われる運命の第2戦で勝利するためには、3千人を超える同胞応援団がピッチに届ける「必勝朝鮮!」の掛け声で「ホーム」の雰囲気をどれほど作れるかが鍵となりそうだ。

朝鮮女子代表は、本日25日22時30分に羽田空港に到着する予定だ。

◇第1戦、朝鮮代表出場メンバー

ウィ・ジョンシム(15番)、パク・チュミ(1番)、キム・キョンヨン(17番)、チェ・グモク(12番)、パク・シンジョン(16番)、リ・グムヒャン(3番)、リ・ミョングム(2番)、ミョン・ユジョン(6番)、チュ・ヒョシム(9番)、リ・ヘギョン(20番)、ホン・ソンオク(14番)

・以下、途中出場

スン・ヒャンシム(7番)、リ・ハク(10番)、キム・ヘヨン(22番)

(朝鮮新報)

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