〈パリ五輪アジア最終予選〉同胞らの激励に感激

都内で初練習も

長時間の移動を経て、25日に日本に到着したサッカー朝鮮女子代表は、26日の午前中にチーム全員でホテル周辺を散歩し、体をほぐした。関係者によると、多少の疲れは見えるものの、選手らはリラックスしたようすでチームメート同士で笑い合う姿も見えたという。

昼食時には、食事会場に展示された全国各地の同胞、朝鮮学校生徒らからの応援メッセージが綴られた横断幕、色紙を見て回り、モチベーションを高めた。あまり熱心に見入り、なかなか食事を始めないので関係者から食事をとるよう促す声が飛んだという。

全国各地の同胞、朝鮮学校生徒らから届いた激励のメッセージを見て回る選手ら（提供写真）

全国各地の同胞、朝鮮学校生徒らから届いた激励のメッセージを見て回る選手ら

また、選手たちは、同胞たちから差し入れられたキムチやゴマの葉をおかわりしながら、食事も進んでいる。

差し入れの朝鮮料理

夕方には、28日の日本戦を控えて都内のサッカー場で練習を行い、汗を流した。

（取材班）