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四日市初中でCF開始/教育環境改善と地域交流促進を

2024年04月10日 10:10 主要ニュース

今年度の初級部入学生たち(4月7日、入学式にて)

四日市初中で教育環境改善と地域交流促進のためのクラウドファンディング(CF)が始まった。

クラウドファンディングとは、インターネットを通じて多くの人々から小額の資金を集め、特定のプロジェクトやアイデアの実現を支援する仕組み。プロジェクトの提案者は、プラットフォームにプロジェクトの内容や目標金額を公開し、資金提供を呼びかけ、支援者は出資額に応じた報酬や特典を受け取ることができる。

創立78周年を迎える四日市初中の現校舎は1965年に建てられ、75年には体育館と第2校舎が建てられた。以降、同胞たちの支えによって校舎補修が繰り返されてきた。しかし現在、同校のトイレは水漏れや故障が重なり、2基のみ使用可能という状態に陥った。

学校支援団体である「四日市ハッキョサポーターズクラブ」は今回のクラウドファンディングを通じてトイレ改修工事の資金を集め、教育環境をよりよいものにすると同時に、同校が災害時緊急避難場所として指定されていることから防災環境整備を進める予定だ。

また、これを機に地域の日本社会に朝鮮学校の現状を発信し、地域交流を促進させていく目的もある。

補修工事自体は4月中に完了する予定。クラウドファンディングは5月末まで行われる。

【CF参加はこちらから】https://camp-fire.jp/projects/view/751666

(朝鮮新報)

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