朝大の鄭世梨選手が東アジア空手道選手権に出場決定

祖国と同胞の期待に応える

鄭世梨選手

５月10～12日にかけて中国・河南省で行われる第11回東アジア空手道選手権大会（以下、東アジア選手権）に朝鮮大学校の鄭世梨選手（体育学部4年）が朝鮮代表として出場する。

鄭選手は栃木初中在学時の2017年に第7回東アジア選手権・カデットの部（14～15歳）に朝鮮代表として出場し、銀メダルを獲得。18年に第17回アジアカデット、ジュニア＆U21空手道選手権大会に、19年には第9回東アジア選手権に出場した実績を持つ。今年度は、在日本朝鮮人空手道協会が推し進める朝鮮代表候補の選抜事業において、強化指定選手に選ばれた。

５年ぶりに朝鮮代表として国際大会に出場する鄭選手は「これまで練習してきた成果を発揮し、必ず祖国と同胞たちの期待に応えたい」と活躍を誓った。

他方で大会期間、空手道協会の崔慧瑛審判部長が国際審判試験に挑戦する。崔部長は