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〈パリ五輪アジア最終予選〉朝鮮代表に最後まで声援を

2024年02月29日 06:30 スポーツ

大一番、エスコートキッズに和む場面も

28日、パリ五輪アジア最終予選第2戦の当日を迎えたサッカー朝鮮女子代表。
午前、代表チームは朝食をとった後、11時からチームミーティングを行った。第1戦の映像を基に、夕方の試合に向け改めて戦法などについて見直した。

その後、11時半からホテルの周辺を散策し、近隣の公園内で軽く身体を動かした。

ホテルに戻り昼食を取り、少し休んだ後、夕方の試合に向け間食を挟み、試合開始1時間半前の午後5時に国立競技場に到着した。

迎えた大一番の試合では、関東地方の朝鮮学校に通う初級部児童らと共にピッチに入場した朝鮮代表。選手たちは子どもたちに「名前はなんていうの?」「今、何歳?」と笑顔で語りかけていたという。関係者によると、選手たちはこの日、リラックスして試合に臨んだが、特別なエスコートキッズたちの存在が選手たちの緊張をいっそう和らげてくれたという。

試合終了後、選手たちはホテルに戻り夕食をとり、現在は各自部屋で休息を取っているという。

29日には歓送会に参加したのち、午後には日本を発つ。アウェーという難しい条件の中、最後まで諦めずに闘う勇志を見せてくれたサッカー朝鮮女子代表。選手らが胸を張って祖国に帰れるよう、最後まで温かい声援を送りたい。

(取材班)

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