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“農業を安定・持続的な発展軌道に”/党中央委第8期第7回総会拡大会議【総合】

2023年03月02日 12:43 経済

朝鮮中央通信によると、金正恩総書記の司会の下、朝鮮労働党中央委員会第8期第7回総会拡大会議が2月26日から3月1日まで、党中央委員会本部で行われた。会議では党中央委第8期第4回総会(2021年12月)で示された新たな農村綱領実現の初年である2022年度の活動状況を全面的に分析、総括し、農業生産を安定的で持続的な成長軌道に乗せるための方案が討議された。

金正恩総書記が結語

朝鮮労働党中央委員会第8期第7回総会拡大会議が行われた(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

総会には、次のような議案が上程された。

1.新時代の農村革命綱領実現のための初年の活動状況と一連の重要課題について

2.人民経済計画遂行規律を徹底的に確立することについて

3.国家財政・金融活動を改善するうえで提起される当面の問題について

4.組織問題

総会はまず、第1議案の討議として、新たな農村綱領実現のための2022年度の活動状況に対する報告を聴取した。

報告では、農村発展戦略実行の初年の活動で収められた成果と、克服すべき偏向および教訓が詳細に指摘された。

金正恩総書記が第1議案に対する結語「今年の農業において提起される当面の課題と農業発展の展望目標について」を述べた。

総書記は、わが党は農村問題を社会主義・共産主義建設の実現において必ず解決しなければならない戦略的問題として重視してきたと述べ、社会主義建設の全面的発展段階の要求に即して農村振興の新時代を切り拓くための構想を宣明した。

農村問題を成功裏に解決するためには科学的な段階と目標を設定し、目的志向的な闘いを展開しなければならないと述べ、新たな農村綱領の歴史的意義と重要性について改めて強調した。

穀物生産目標の達成を人民経済発展の12の重要目標の第一の目標に掲げた党中央の意図と今総会の基本目的が言及され、5カ年計画の期間に国の灌漑システムを完備すること、高能率の農業機械を多く作って農村に送ること、干拓地の開墾と耕地面積を増やすことなど、主な農業発展の目標と課題が提起された。

総会では次に、人民経済計画遂行規律を徹底的に確立することについて討議した。

金正恩総書記は、今総会で人民経済計画遂行における規律問題を主要議案として取り扱う意図と、党中央委第8期第6回総会(22年12月)以降、経済部門と各単位で遂げられた肯定的な変化と偏向的な問題について指摘した。

総会は、第3議案として国家財政・金融活動を改善するうえで提起される当面の問題について討議し、金徳訓内閣総理が、報告を提起した。

総会は、金正恩総書記が結語で示した農村発展方略の実行計画を立て、経済発展をよりいっそう促すための分科別研究および協議会を8つの分科別に行い、農村綱領実行のための発展的な決定書を全会一致で採択。また、経済発展のための重要問題も決定書に採択した。

総会は、第4議案として組織問題を討議した。

金正恩総書記は閉会の辞で、今総会を機に社会主義経済建設の2大分野である農業をここ数年内に安定的で持続的な発展軌道に乗せるためのより確実な方案を策定し、国家の全面的繁栄を促せる転換点をもたらしたと意義を強調した。

(朝鮮新報)

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