公式アカウント

〈幼保無償化〉もう一歩、もう一声、もう一筆を!/外国人学校幼稚園への支援実現まで

2020年11月04日 14:33 主要ニュース 民族教育

先生と遊びの時間を楽しむ園児らのようす(筆者提供)

幼保無償化制度から朝鮮幼稚園など各種学校の認可を受けた外国人学校幼稚園が名指しで除外されて一年。「要請に集会、パレードに署名運動、たくさんの活動があったけど、幼保無償化問題ってどうなっているの? 」「色々やったけど、除外されたままなんだよね? 」という率直な疑問を抱いている人も少なくないだろう。

実はいま、幼保無償化問題は新たな局面を迎えている。この間、繰り広げられてきた、日本各地の朝鮮幼稚園保護者たちによる関連府省や国会議員、各自治体などへの度重なる要請活動、各地の朝鮮幼稚園での公開保育、高校無償化の適用を求めて闘い続ける朝鮮高校生たちをはじめとする幅広い世代による街頭宣伝や絵本作成などの多彩な運動、そして、日本の皆さんとともに昨年12月からスタートさせ、コロナ禍にも関わらず半年で46万筆を集めた外国人幼稚園への幼保無償化適用を求める署名活動…

こうした活動によって、日本社会における「外国人学校幼稚園にも差別なき幼保無償化の適用を」の声は日増しに大きくなり、日本政府が来年度から実施するとしている幼保無償化の対象外となった幼児教育類似施設に対する「新たな支援策」に、朝鮮幼稚園をはじめとする各種学校の認可を得た外国人学校幼稚園も含まれる可能性が出てきたのだ。

巻き返しの契機

Facebook にシェア
LINEで送る