【インタビュー】大阪朝高・李誠雅さん、‘’ウリハッキョが夢を育んでくれた”

U17女子Ｗ杯優勝に貢献

【平壌発＝金志永】ヨルダンで行われた2016国際サッカー連盟（FIFA）U17女子W杯（9月30日～10月21日）で優勝した朝鮮女子代表。在日同胞女子サッカー選手として初めて朝鮮代表に選ばれ、祖国の選手たちと共に大会に臨んだ大阪朝鮮高級学校の李誠雅さん（高2）を平壌での凱旋パレードの後、インタビューした。

李誠雅さん。10月26日、平壌で

―今回、全6試合のうち3試合に途中出場した。

最初は、対ブラジル戦。「誠雅を呼べ」という監督の声を聞いた瞬間、何とも言えない感情になった。これがスタートだ、まだ何も成し遂げていないが、最終目標はもっと高いところにある、この舞台で経験を積むことが大事だと自分に言い聞かせた。「やったるぞ」という強い意気込みがあった。