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米国の制裁強化法案を非難/朝鮮外務省スポークスマン談話

2016年02月24日 17:43 共和国

オバマ米大統領は18日、朝鮮の核または兵器開発計画や「人権侵害」に関与する者の資産を一方的に凍結する内容を盛り込んだ、朝鮮に対する制裁強化法案に署名し、成立させた。

これと関連し朝鮮外務省は20日、スポークスマン談話を発表し、制裁や威嚇で朝鮮半島の問題を解決することはできず、むしろ複雑にするだけだと米国を非難し、次のように指摘した。

米国がわれわれの正々堂々たる自衛的措置を平和破壊行為と見なし、断行している策動の目標が、わが人民の生活のゆりかごであり幸福の土壌である社会主義制度を崩壊させようとすることに対し、絶対に看過することはできない。

米国は自らの対朝鮮政策の本質がわれわれの人民経済全般を窒息させ、われわれの制度を崩壊させようとするものであるということを公然とさらけ出した。これは、わが国家と人民の存在自体を物理的になくすことを目標とした米国の敵対視政策が限界を超えているということを実証している。

米国がわれわれの制度を転覆させるため「人権問題」を口実に持ち出しているが、悪辣な経済制裁自体がわが人民の人権に対する最も大きな侵害であり、米国はこれに対して必ずや審判を受けることになるだろう。

米国の敵視政策が強まれば強まるほど、われわれは、経済と核武力の建設を並行して進める並進路線をさらに高く掲げていく。

(朝鮮中央通信)

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