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第21回「李玉禮と仲間たち」ポジャギ作品展

2014年08月08日 13:55 主要ニュース 文化

“在日と日本人が共に学ぶ大切なひととき”

会場にはたくさんの愛好家たちが訪れた

会場にはたくさんの愛好家たちが訪れた

第21回「李玉禮と仲間たち」ポジャギ作品展(5月29日~6月1日)が、NHK文化センター神戸、西宮ポジャギ教室の主催で神戸市灘区の「原田の森ギャラリー」で行われた。

21回目の作品展には、大阪、京阪守口教室の受講生ら86人と朝鮮半島伝統文化研究会の研究生、女性同盟東神戸教室のポジャギ、小物300余点と李玉禮さんの創作人形29点の330余点が出展された。

4日間の会期中、近畿各府県と埼玉、愛知、岡山、四国から同胞と日本各界の人々620人が会場に足を運んだ。観覧者らは、一針、一針丁寧に縫いこまれ伝統美豊かなポジャギと民族情緒あふれる人形を観賞した。

今回のポジャギ作品展は、兵庫、大阪、京都を初め、全国各地に出向き、同胞や日本人にポジャギの作り方を教えている在日1世の李玉禮さんと教え子の作品を一堂に展示したものであり、大小の布が複雑に織り成す造形美に会場を訪れた人たちは魅了されていた。

観客の一人は、李さんのポジャギ作品を通じて朝鮮固有の伝統芸術を内外に広く紹介し、若い世代に繋いでもらいたいと語る。

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