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兵庫県青商会主催「4.24カップ」/サッカーとドッジボールで児童たちが熱戦

2013年11月06日 10:25 スポーツ
「第6回4.24カップ」の参加者たち

「第6回4.24カップ」の参加者たち

兵庫県内の朝鮮初級学校低学年児童たちが一堂に集い、サッカーとドッジボールを通じて絆を深める「第6回4.24カップ」(主催=兵庫県青商会、後援=西宮サッカー協会シニア委員会)が10月13日、西宮浜総合公園人工芝グラウンドで行われ、尼崎、伊丹、神戸、西神戸、西藩の各朝鮮学校児童と保護者、青商会会員ら500余人が参加した。参加者たちは、子どもたちの一生懸命な姿に熱い声援を送っていた。

男子はサッカーで熱戦を繰り広げた。

男子はサッカーで熱戦を繰り広げた。

開会式であいさつした「4.24カップ」実行委員会の徐聖昌事務局長(兵庫県青商会副会長)は、児童らに「みんなこの日を楽しみにして練習を重ねて来たことだろう。勝っても負けても練習の成果と学校生活で養った互いに助け合う気持ちを試合で発揮してほしい」と話した。また、保護者たちに、子どもたちの競技を楽しむとともに、久々に再会した同胞たちと交流を深めてほしいと呼びかけた。

この日、男子はサッカー、女子はドッジボールで熱戦を繰り広げた。

8人制で行われたサッカーのホープリーグ(1、2年生主体の大会)では尼崎が、チャレンジリーグ(3年生主体の大会)では神戸が優勝した。

10人制のドッジボールでは神戸が大会2連覇を達成した。

今大会より新たに、大会で素晴らしい技術と強い気持ちを発揮した児童3人に最優秀選手賞が、また児童10人に優秀選手賞が授与された。

女子はドッジボールで熱戦を繰り広げた。

女子はドッジボールで熱戦を繰り広げた。

県青商会は、参加したすべての学校に参加賞としてサッカーボールとドッジボールを、また全児童に参加賞を贈った。

兵庫県青商会が主催する今大会は今年で6回目。初級部低学年児童のスポーツ振興、健康な体力と集団主義の精神を育む場となっている。また、県内の青商会会員と保護者が交流と親ぼくを深めると共に、地域の民族教育を盛り上げ、力を合わせて発展させていくための重要な機会になっている。

徐明秀実行委員長(県青商会会長)は、「この日のために地域青商会ではアボジ会と協力して児童に対するサッカー指導を定期的に行ってきた。地道な努力が実り、大会の水準も毎年向上している。6回目を迎えていろいろな経験から青商会組織の団結力が高まり、運営もスムーズになった。また、回を重ねるごとにたくさんの人々が集まるようになった。今後も子どもたちがよりよい環境でスポーツを楽しめるよう、青商会の活動をがんばっていきたい」と述べた。

【兵庫県青商会】

 

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