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〈徐千夏先生の保健だより 3月〉食育ってなんだろう?

2007年03月08日 00:00 文化・歴史

現在、日本は世界中の食品が簡単に手に入る豊かな時代に入っています。

その反面、食生活が乱れ、健康に不安を抱える人が増えています。

生まれながらにアレルギー症状を持った乳幼児や、以前は成人病と言われた糖尿病、高血圧などの生活習慣病の子どもが増え続けています。

社会的にも「キレる」子どもの増加や、犯罪の低年齢化も「食生活」のひずみが関係すると言われています。

「早寝 早起き 朝ごはん」。これは文部科学省が出した「食育」のキャッチフレーズです。ここ数年、スローフード、内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)、肥満、生活習慣病などの言葉と合わせて「食育」という言葉をよく聞くようになりました。

私はこれまでも、保健室を訪れる子どもたちと「いつ」「何を」食べたかを話題にしてきました。食べるという行為は連続的、継続的、永久的に続きます。

まずは家庭での食事習慣についてふり返ってみてはどうでしょうか。

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