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〈ものがたりの中の女性たち 28〉自分の生き死にも判らなかったのですか/烏有蘭

あらすじ

漢陽に金と李という家格も年も能力も同等な二人の青年がいた。

先に科挙に首席合格した金生は地方長官になり、進士に合格した李生は金生に同行することになる。李生は官庁の離れに起居し学問を続けるが、彼を励ますため金生は宣化堂(ソナダン)で宴会を催す。真面目な李生は断るが、金生の熱心な勧めに渋々出かけ、宴に呼ばれた妓生を見るなり激怒して帰宅したため野暮な男と人々の顰蹙を買う。恥をかかされた金生は、妓生烏有蘭を呼び、李生を誘惑するよう命じる。

美しく聡明な有蘭は妓生であることを隠し、三年間喪に服している未亡人を装い李生に近づく。騙された李生は有蘭に夢中になり、夜になると逢引きを重ねる。長官金生の復讐は続き、官庁と村の人々まで抱き込み大掛かりになる。李生の父の訃報(嘘)で彼を遠ざけ、その間に烏有蘭は誤解で自殺したことにし、悲しみに暮れる彼に幽霊として彼女が現れ、痛みもなくあの世に連れだって行くことができると信じ込ませ、李生はあの世とこの世を混同し、醜態をさらす。

現生の人々の目には霊である自分と烏有蘭は決して見えないと思い込まされている李生は、衆人環視の中、宣化堂の宴会場に素っ裸で現れ赤っ恥をかかされる。長官であり幼馴染でもある金生の復讐であることにようやく気が付いた李生はすぐに帰郷、一心不乱に学問に励む。

三十年後、暗行御史になった李生は庁舎で妓生と同衾していた金生を捕縛するが、金生が烏有蘭のことを謝罪すると李生も野暮だった自分の過去を反省、ここに幼馴染の男ふたりは過去を水に流すことになる。


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