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〈ものがたりの中の女性たち 23〉戦乱の中、婦女子の意気のみ高く/妓女某

あらすじ

寂滅寺(チョクミョル)に高潔な禅師淸虛(チョンホ)が住んでいた。胡賊が侵入し国運が傾くと数十万の民が犠牲になる。江都(江華島)の惨状は筆舌に尽くし難く、死体が山を成した。清虚禅師は燕眉(ヨンミ)亭の南に庵を建て犠牲者を弔う。月が輝くある夜、禅師は15人の婦人たちが集まり話し込んでいる様を目撃する。彼女たちは皆異様な姿をしている。

一番目の婦人が口を開く。夫である令議政金瑬(キムリュ)は時勢に疎く、防衛の要である江華島の守備を酒と女に溺れる無能な息子慶徵(キョンジン)に任せたがため戦いに破れたと、その人事の瑕疵を批判する。

二番目の婦人は、夫金慶徵が軍務を怠った結果江華島を守れず処刑されたのは当たり前のことだが、同じように敗北の責がある李敏求(リミョング)、金自點(キムジャジョム)、沈器遠(シムギウォン)などは罪に問われず昇進したことを非難する。

三番目の婦人は、王妃の新婚の姪で突然戦乱に巻き込まれて自分は死んだが、目に傷を負って失明した夫だけがこの世に残る惨状を吐露する。四番目の婦人は王妃の兄の妻で、敵が侵入する前に夫に自決を迫られ(夫に殺され)「烈女」として表彰、息子が「旌門」を建てたことは世間の笑い者だと嘆く。五番目の婦人は戦乱後すぐに自決したが、夫は君恩を受けたにもかかわらず敵に恐れおののき城門を自ら開けて敵将を迎え命乞いした、その恥と罪はあまりにも重大だとため息をつく。

…十五番目の婦人が語り終わると、その場にいた婦人たちの凄絶な慟哭が夜空に響き渡る。禅師は彼女たちに気づかれないよう茂みに身を隠し、夜が明けるのを待って庵に戻ろうとすると、突然目が覚め夢であったことに気づく。


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