公式アカウント

平壌で秋季アマチュアマラソン大会/各国ランナーが健脚競う

2018年10月02日 09:36 共和国

“美しい街並み、温かい人たち”

【平壌発=姜イルク、金淑美】平壌で23日、秋季アマチュアマラソン競技大会が行われ、国内外のランナー140余人が参加、秋風とともに平壌の街を快走した。

スタートを切るランナーたち

平壌におけるマラソン大会は、毎年4月に行われる万景台賞国際マラソン大会が知られているが、秋季マラソン大会は昨年初めて開催され、今年で2回目。今回は朝鮮と中国、日本、オランダ、メキシコ、スウェーデン、シンガポールをはじめとする12カ国のランナーがエントリー。フルマラソン、ハーフマラソン、10km、5kmの部で健脚を競った。万景台学生少年宮殿をスタートし、青春通りスポーツ村を周回するコースを、平壌市民の温かい声援を受けながら力走した。

初参加のチン・アイドーさん(46)は、新義州市に隣接する中国の国境都市、丹東のマラソン協会で書記長を務めるマラソン愛好家。10km部門に出場した。「絶好の秋晴れ、空気もきれいで爽快だった。沿道でたくさんの人が声援を送ってくれたのでとても楽しく走ることができた」と喜ぶ。訪朝は4回目で、来るたびに朝鮮の発展ぶりを実感するという。「初めて訪朝した2010年に比べたらここら一帯(光復通りや青春通りなど)も大きく様変わりした。開発スピードが非常に速く、来るたびに新しい発見がある」と話した。

沿道の声援を受けながら力走した

春のマラソン大会に昨年から2年連続で参加し、今回初めて秋のマラソンに参加したというオーストラリアのマシュー・クレシャさん(32、観光業)は「春のマラソンとはコースが違い、秋には秋の良さがある。とくにこの季節は映画祭や商品展覧会など、イベントが目白押しで観光には最適だ」と話す。2014年に初めて平壌を訪れ、西側メディアが伝えるイメージとはまったく異なる朝鮮の姿にカルチャーショックを受けたというクレシャさん。「朝鮮の美しい街並み、温かい人たち、高いサービス性、どれも西側では知られていない。マラソン大会を契機に各国の観光客を誘致し、本当の姿を伝えたい」。

一方、今大会には日本からも24人が参加。

Facebook にシェア
LINEで送る