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〈ものがたりの中の女性たち 12〉「梅花よ、この父が来たからには安心するがよい」/梅花の父

あらすじ

京畿道長湍(キョンギドチャンダン)に金主簿(キムチュプ、朝鮮王朝時代中央および地方の役所で文書と符籍を担当した官職)という道術に長けた男が齢40にして一人娘梅花(メファ)を授かる。

代々続く名門の家柄であったが出世に興味がなく、読書に明け暮れ優雅な隠遁生活を送っていたことを朝廷の官吏たちに嫉妬され濡れ衣を着せられる。

危険を察知した金主簿は、道術を使い黄海(ファンヘ)道の九月山に避難、娘がいないことに気がついた妻に、梅花は男装させてある所に送ったと答える。

12歳の梅花は黄海道延安(ヨナン)にたどり着き、趙(チョ)兵使(兵馬節度使)に拾われる。男装の梅花を少年だと思った兵使は、15歳の息子・良裕(リャンユ)の弟として共に学ばせることにする。

良裕は美しい容貌の梅花に恋し思い悩む。自分は立派な男だと突っぱね続ける梅花。ますます美しく成長する梅花に周囲は次第に違和感を覚えはじめる。仕方なく梅花は自身の事情を良裕に告白する。喜んだ良裕はすぐに思いを遂げようとするが、梅花は両親に承諾を得た後に結婚の約束をしようと良裕を説得する。

ある日、観相見に変装した梅花の父が趙兵使宅を訪れ、良裕の顔が高貴だと言いながらも虎に喰われる相があるから梅花と結婚させるべきだと書いた手紙を残し忽然と姿を消す。

梅花の素性を知った良裕の父は梅花を女性用の部屋である内堂に移す。ところが、趙兵使の後妻・崔氏は梅花の才色兼備ぶりを惜しみ、自分の弟に嫁がせようと画策する。崔氏は弟に命じ長湍の住民たちを買収して梅花の父親が賎民だという噂をたてる。梅花のことを調べるため長湍に行った趙兵使は悪評ばかり聞かされて戻り、その日から梅花に冷たくなる。

梅花が崔氏の弟との結婚を断ると、趙兵使は彼女を追い出す。良裕は梅花と悲しく別れることに。崔氏の下手人に拉致された梅花は絶望し漢江に身を投げようとするが、父である金主簿に道術で救われ九月山にいる母と再会する。

両親の命で決まった婚姻前夜、良裕は虎に咥えられ九月山に連れ去られる。そこで結婚する羽目になった幽霊が、実は生きていた梅花だと判明する。

一方、道士に姿を変えた金主簿は趙兵使に九月山に息子・良裕がいることを告げ、彼ら父子は再会する。

すべての誤解が解けた金主簿は壬辰倭乱を予言し、両家は戦災を免れることに。その後、梅花と良裕は故郷に戻り幸せに暮らし、金主簿は娘の幸せを見届けると仙人になる。


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