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〈Sinbo -계승과 혁신- 12月〉同胞社会に広がるSNS利用

2012年12月19日 16:25 主要ニュース 特集

リアルタイムで「つながる」コミュニケーションツール

インターネット上で様々な人とつながりネットワークを構築できるSNS(social networking service)は、若者の必須コミュニケーションツールになりつつある。スマートフォンの流行がそれに拍車をかけている。

使い方は様々だが、情報を送受信し、共有し、反響を知る一連のコミュニケーションがリアルタイムで可能となる便利なツールだ。朝青、青商会、留学同、若いオモニたちの子育てサークル、ウリハッキョなど、様々な活動の中でも利用されている。

数あるSNSの中で世界最多の会員数を持つのがFacebookだ。在日同胞の利用者も多い。本名での登録が基本で、「友達」申請が承認されれば他の会員と繋がりを持つことになる。

会員は、Facebookを通じて身の回りの出来事やニュースに対する感想、人々に伝えたい思い、紹介したい写真や動画を投稿する。

その日食べたものを写真で紹介したり、子どもの成長を記録したり、気になるニュースに意見を書いたり、使い方は十人十色。商品の宣伝に利用する企業もある。

それを見た「友達」は、面白いと思えば「いいね!」ボタンを押して意志表示する。投稿に対してコメントを送ることもできる。

Facebookでは、「友達」をグループ化して仲間内で会話をすることもできる。やりとりの内容は公開、非公開を使い分けることができる。

会員同士、通話やメール、チャットが可能なLINEやSkypeの利用者も多い。こちらはグループや仲間内での利用に重点を置いたサービスだ。スマートフォンを通じて利用すれば、会員同士なら、いつ、どこでも、無料(端末の通信費は別)で連絡をとることができる。

一方、Twitterは140文字以内の「ツイート」(つぶやき)でコミュニケーションを図るツールだ。匿名での利用も可能で、他のサービスに比べて手軽に使える。

自分が発信するだけでなく、気になる会員を「フォロー」して「ツイート」を逐一追いかけたり、気に入った投稿を「リツイート」して拡散したりすることができる。

有名人や面識のまったくない人とでも繋がりやすい半面、個人間のメッセージのやりとり以外はすべて公開される。

つまり、Facebookが価値観の近い人同士が集まる傾向にあるのに対して、Twitterは意見の異なる人とも遭遇する。Facebookは見ず知らずの人と繋がる機会が少ないが、Twitterはその敷居が低いと言える。

SNSとは別に、ブログを持つ人もいる。個人的なホームページのようなもので、情報発信に重点が置かれている。会員制でない限り、不特定多数の人が閲覧することができる。

こうしたツールは、人と人との付き合い方を大きく変えている。「仲間」と常につながっていることが心の拠り所となり、他人とのつながりで自分の存在や立ち位置を確認することになる。うまく活用すれば、生活や活動、ビジネスを大きく激変させることもできる。生活や活動の中で活用している同胞の声を紹介する。

(朝鮮新報)

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