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〈取材ノート〉変わらないもの

「ヘバラギ学園」(5月29日~31日)の取材のため初めて長野朝鮮初中級学校を訪れた。愛知朝高学区の各初級学校の少年団員たちが一堂に会し、多くの友だちをつくり、輪を広げるための行事だ。 初日目、たくさん…

〈取材ノート〉詭弁は通用しない

集団的自衛権の行使容認をめぐる動きが加速化している。 米国は自らのアジア太平洋戦略を実現すべく、日本の取組みを支持した。それを追い風に、日本は「集団的自衛権の行使は国際社会の平和と安定に貢献する」など…

〈取材ノート〉「胸がジーンとした」

朝鮮の卓球トップ選手が、2001年の大阪・世界卓球以来13年ぶりに訪日した。その間、日本でのジュニア大会に参加した選手はいたが、耳目が集まる国際舞台での熱戦に在日同胞は沸いた。その応援は大会関係者の間…

〈取材ノート〉ソルマジ生徒との再会

大阪の同胞行事を取材していたときのこと。今年1月に平壌で行われた迎春公演(ソルマジ公演)に出演した見覚えのある生徒の姿が目に入った。平壌で取材したことがあるので、記者が「○○トンム!」と声をかけると、…

〈取材ノート〉「ヒョンニム」の温かさ

大分県在住の兄弟2人が今年度から九州朝鮮中高級学校の中級部に編入、入学した。 入学式(5日)では緊張のあまり表情を硬くしていた兄弟だったが、ある人物の顔が目に入った瞬間、笑顔が弾けた。 その人物とは、…

〈取材ノート〉「デタラメ言うな!」

3月末に大阪高裁で行われた京都朝鮮第1初級学校(当時)への「在特会」メンバーらによる襲撃事件(2009年12月)の控訴審第1回口頭弁論。控訴側(在特会側)の意見陳述の最中、傍聴席から「デタラメ言うな!…

〈取材ノート〉こんな時代だからこそ、朝大に

人生に「原点」があるとすれば、個人的にそれは朝鮮大学校時代ではないかと考えている。朝大には学生たちの多様な好奇心と感受性を尊重する環境がある。その中で、現在と未来に繋がる自分の軸を導きだすことができた…

〈取材ノート〉ウリハッキョで育った選手たち

本紙2月18日付から同胞プロサッカー選手たちの熱い思いや夢を紹介する「蹴球七日」の連載を始めた。取材のため川崎フロンターレに所属している安柄俊選手(23)を訪ねた。 安選手は大学界屈指のストライカーと…