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〈取材ノート〉遠賀の流行語大賞

近頃、女性同盟福岡・遠賀支部で非専従委員長を務める韓鶴江さん(63)の自宅を「朝鮮総聯」を名乗る人が訪ねてきたそうだ。誰かと思ったら、日本学校出身の遠賀地域青商会・会長、辛勝久さん(40)だった。「ウ…

〈取材ノート〉一網打尽

「新鮮な鮎はスイカの香りがするんだよ」。横に座る総聯鹿児島県本部委員長は得意げに語った。「民族フォーラム2019in九州」の企画である朝青鹿児島と朝青福岡の合同座談会(8月3日)、その交流会に顔を出し…

〈取材ノート〉地方都市の活気

緑まぶしい街並み、カラフルなワンピースをまとう女性たち、ビアホールでグラスを交わす上気した笑顔―。数年ぶりに夏の平壌を訪問すると、その活気あふれる姿にこちらまで浮足立ってしまう。 活気にあふれているの…

〈取材ノート〉空虚な発言

先月28日、熊本地裁は、国に対し、ハンセン病元患者の家族541人に計3億7675万円を支払うよう命じる判決を言い渡した。元患者に対する誤った国策で差別を受けたとしてその家族たちが起こした集団訴訟。家族…

〈取材ノート〉現場

「今どき高いお金を払って朝鮮学校に子どもを入れるとなると気が引ける」「日本で生きていくのにわざわざ朝鮮学校に入れるなんて」…多くの現場で実際に耳にした言葉だ。

〈取材ノート〉その心は

時間の都合上、出番が回ってくるかどうか定かではなかった。だが、いつ声がかかってもいいように準備に抜かりはなかった。総聯神奈川・湘南西湘支部結成20周年記念行事の祝賀宴。舞台に立つことができた湘南西湘支…

〈取材ノート〉かまぼこ

取材中、相手の話で分からない言葉があっても知っているふりをしてしまう。自己の不勉強を隠すためで、悪い癖だ。 今年の地方統一選挙で候補者を立てた排外主義政党への抗議活動を取材するために訪れた京都でも、そ…

〈取材ノート〉北南行事で感じた「当惑」

“北と南は国の統一問題を、その主人であるわが民族同士、互いに力を合わせ自主的に解決していくことにする”―6.15共同宣言第1項― 宣言発表から19周年を迎え、北南関係の現住所を考える。思い浮かんだのは…