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〈ヘイトの時代に 4〉選挙活動が差別扇動の場に/「絶対に許さない」、動いた市民たち

そんな現状を見て、動いた人たちがいた。 3月28日、日本人の弁護士などから成る有志らは、連名で京都府、京都市に対しそれぞれ申し入れを行った。有志らは9日のヘイトデモに対する有効な対応を求めるとともに、…

続く差別認定、求められる是正処置/在日同胞へのヘイトスピーチ

昨年5月、ツイッター上で在日3世の女性に対する差別投稿を繰り返したとして、脅迫容疑で書類送検されていた神奈川県藤沢市在住の男性(50・当時)が2月22日、不起訴処分となった。 送検当時、男性は容疑を認…

〈ヘイトの時代に 2〉「日本人が嫌いだった」/京都第一初級襲撃事件当時の児童が語る

「在特会が来た後、中学生の時までは、全ての日本人が嫌いだった」 現在、京都中高に通う安英林さん(3年)は昨年末の取材で、そう打ち明けてくれた。 在特会のメンバーらによる京都第一初級襲撃事件があったのは…

〈ヘイトの時代に 1〉学校が差別の現場に/京都第1初級襲撃事件から10年

「ろくでなしの朝鮮学校を日本から叩き出せ」「何が子供じゃ、こんなもん。スパイの子供やないか」「約束というものは人間同士がするものなんですよ。人間と朝鮮人では約束は成立しません」(当時の報道から) 20…

現行法の不備、被害の深刻さ増す/ネット上の匿名ヘイトに侮辱罪

朝鮮半島にルーツをもつ神奈川県川崎市の男子学生(16)を、ネット上の匿名ブログで誹謗中傷したとして、川崎簡裁は、大分市に住む66歳の男に対し、科料9千円の略式命令を下した。16日、学生の代理人をつとめ…

蔓延するヘイト、包括的な人種差別の撤廃を/ヘイトスピーチ解消法から2年

公権力が差別を扇動 特定の人種や民族への差別を扇動するヘイトスピーチ。16年6月3日に施行されたヘイトスピーチ解消法では、差別的言動が被害者に多大な苦痛を与え、地域社会に深刻な亀裂を生じさせているとい…

市民の抗議行動でヘイト講演会が中止に・川崎

差別根絶は一番の課題 川崎市を中心にヘイトデモや集会を繰り返し、人種差別の扇動を行ってきた男性らが企画する講演会が3日、市民らの抗議によって延期となった。事実上の中止とみられる。 ヘイトスピーチ解消法…

【インタビュー】ヘイトスピーチ解消法から2年/それぞれの現場から

特定の人種や民族に対する差別言動の解消を図るヘイトスピーチ解消法の施行から2年。社会を破壊するヘイトスピーチを取り巻く状況はどのように変化し、今後の課題は何なのか。差別の根絶、共生社会を実現するために…