
〈朝鮮歴史人物〉国の名誉を守り命を捧げた朴堤上(6)
2014年02月04日 09:00
朴堤上の夫人は、彼が倭に発った後、3人の娘を連れて鵄述嶺に登り祭祀を執り行い、むせび泣き、夫を呼びながら世を去ったという。 後世の人々は、朴堤上の妻が、夫が発ったという知らせを聞いて駆けつけたもののつ…

〈それぞれの四季〉 「スマート」な生活の代償/高明愛
2014年02月03日 09:00
最近、留学同盟員間での連絡先交換は、電話番号やメールアドレスではなくLineのID交換が主流となりつつある海外でも無料でやりとりでき, 一対一の会話だけでなく、グループ会話も可能になった。 今や誰もが…

〈朝鮮歴史人物〉国の名誉を守り命を捧げた朴堤上(5)
2014年01月30日 09:00
「わが王弟様には、とうに出発されました」 この知らせを聞いてびっくりした倭王は、急いで兵を海に送り出す一方、朴堤上を捕えて王自らが直接、取り調べを始めた。 「お前はなぜ、美海をこっそり送り出したのだ?…

〈朝鮮民族の美70〉平安南道元吾里出土 塑造菩薩立像②
2014年01月29日 15:43
高句麗は北扶余から卒本扶余へ、そして国内城(通溝)へ都を移して南下した。その結果、政治的には百済、新羅ときびしく対立することになったが、文化的には両国に大きな影響を与えつづけた。

〈取材ノート〉憧れの劇団
2014年01月29日 09:00
中級部1年に進学したてのとき、友だちに誘われふと立ち寄った民族器楽部室は、朝鮮の木で作られた民族楽器と、松脂のにおいが充満していた。今でもそのにおいがたつと、あの頃の懐かしい記憶がフラッシュバックする…

〈朝鮮歴史人物〉国の名誉を守り命を捧げた朴堤上(4)
2014年01月28日 09:00
朴堤上の帰宅を待ち焦がれていた夫人がこの知らせを聞いて、入江に駆けつけたが、すでに船は錨を上げた後であった。甲板に立った朴堤上は、夫人に向かって軽く手を振るだけであった。遠ざかるその手ぶりもだんだんと…

〈歴史×状況×言葉 37〉宮本百合子(4)/「東へ」向かう朝鮮人とは誰か?
2014年01月27日 14:28
「播州平野」の結末部で、「播州平野の国道」を荷馬車にゆられ、「(政治犯として獄中にあり釈放された)重吉に向って」「東へ」進むひろ子は、二人の朝鮮人青年と道連れになる。ひろ子がそれまで旅の道中で見かけた…

〈朝鮮歴史人物〉国の名誉を守り命を捧げた朴堤上(3)
2014年01月25日 09:00
朴堤上はその足で、北行の途に就いた。 高句麗国内城に入った彼は、公館で暮らしている宝海に会った。宝海は嬉しくてたまらなかった。 泣き笑いながら積もる話で夜を明かした2人は、万一に備えて逃げるため万端の…