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「神奈川朝鮮学校資料」刊行した大石忠雄氏に聞く

民族教育守る闘い、立脚点を明らかに/全2巻、800ページの大著 祖国解放から70年を迎える今年、日本各地10校の朝鮮学校が創立70周年を迎えた。朝鮮学校の権利獲得を一貫して支援してきた、元高校教員の「…

〈ウーマン・ヒストリー 7〉女性仏教運動の先駆者/禹鳳雲(上)

社会主義思想と触れ合う 1920年代は多くの知識人が仏教に入門した。1919年3.1人民蜂起以後、社会主義運動の波が押し寄せる中、一部知識人が仏教に入門することが多々見られた。それに先立ち一人の新女性…

〈奪われた朝鮮文化財・なぜ日本に 9〉夥しい出土品、持ち去った東京帝大

細川護立侯爵も大口の資金援助者 1925年に朝鮮総督府の公式的な許可を得たという東京帝国大学による発掘調査が、平壌の「楽浪」遺蹟で実施された。この「調査」は「古蹟調査課」が前年に廃止されたこともあって…

言語学者・野間秀樹さん講演会/障壁を貫く「骨太の知」

言語学者の野間秀樹さん(明治学院大学客員教授)による講演会「韓国・朝鮮の知を読む―刻されたことばたち」が、4日、東京ビッグサイトで行われた。東京国際ブックフェアの記念イベントの一環として催された講演会…

〈本の紹介〉たとえ明日世界が滅びるとしても/飯田進著

体験者の重い証言 「正義と人道という言葉は、容易に人間をたぶらかす言葉である。敵味方を問わず、正義と人道は戦争に人々を駆りたてる言葉であった」 第二次安倍政権発足後、集団的自衛権をはじめとする軍国化へ…

〈人・サラム・HUMAN〉一橋大学大学院博士課程2年/李英美さん

矛盾を強みに 「大村収容所の歴史は、抑圧と被抑圧という構図で断片的にしか語られていない。実際に収容者がどのような主体性をもっていたのか、収容所が日本社会でいかに機能していたのかを見なければ」。

完成度高い作品に拍手/長野初中舞踊部が文化交流祭りで公演

第6回「こいこい松本~松本国際ふるさと祭り」が6月28日、松本市内の施設で行われ、長野初中の初、中級部舞踊部員らが参加した。 この祭りは、長野県松本市に暮らす外国人たちが一堂に会し、踊りや歌、楽器演奏…

〈人・サラム・HUMAN〉「コットン」オーナー/禹美陽さん

喜びが花咲くように働きたい 大阪市城東区でブライダルウェディングチョゴリとフラワー手作りショップ「コットン」を営んでいる。屋号の「コッ」は朝鮮語の花、「トン」は同じを示す。自然なものが好きで、今から2…