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短編小説「海州―下聖からの手紙」4/キム・ビョンフン作、カン・ホイル訳

大隊長はいぶかしげに声のした方を眺めました。 「うーむ、トンムか……よろしい」 大隊長はどうしたわけか口元に笑みを浮かべてうなづきました。 (チルソン?)。私も心当たりのある名だったのでよく見ると、案…

短編小説「海州―下聖からの手紙」2/キム・ビョンフン作、カン・ホイル訳

汽笛を聞く私の脳裏にはこの70日間の悪戦苦闘が走馬灯のようにかけめぐり、それがみなこの一瞬のためにかけられたと思うとまったく感無量でした。 兄さん、ともあれ私たちはこうして首相同志からさずかった任務を…

短編小説「海州―下聖からの手紙」1/キム・ビョンフン作、カン・ホイル訳

私は、妹の手紙を公開しようと思う。 そうすれば読者のみなさんにも私の気持ちが理解してもらえるだろう。 1958年、妹は海州―下聖間の青年鉄道建設に参加した。高校を卒業した妹は両親の必死の説得にもかかわ…

福岡県弁護士会、ヘイト解消に向けた宣言採択

日本社会や在日同胞を取り巻くニューストピックを週に一度、紹介する。 福岡県弁護士会、ヘイト解消に向けた宣言採択 福岡県弁護士会は5月27日、HPを通じて「ヘイトスピーチのない社会の実現のために活動する…

〈ここにも同胞の名店・兵庫〉炭火焼鳥つくねや 能登店

店舗紹介 外はカリッと、中はふわふわの食感を味わえる「炭火焼鳥つくねや」の名物「つくねや特製つくね」。焼いたつくねを鶏スープにつけて明石焼き風に食べる独自のスタイルで、一口食べると口いっぱいに旨みが広…

同胞選手、絶えず出場/Jリーグ

サッカー J2・第20節が5~6日にに行われた。 韓勇太選手(FW)が所属するグルージャいわて盛岡は、水戸ホーリーホックと対戦。韓選手は後半から出場するもチームは、0-3で敗れた。

短編小説「魚のために道をひらこう」36/陳載煥

みなが駆け寄って彼の体を支えた。ジュンハはベッドのすぐわきにしゃんと立っていた。彼の顔には脂汗がにじんでいたが、鋭い視線で自分を凝視しているテソンの目をまっすぐ見ていた。 テソンは、やっとのことで、ま…

〈聴くシンボ〉総聯第25期の主要課題は?

「聴くシンボ」は、朝鮮新報電子版 DIGITAL SINBOのニュースを音声でお聞きいただけます。生活のさまざまなシーンで音声ニュースをお楽しみください。 ※音声読み上げソフトを導入しているため、音声…