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「反知性主義」の極致

「キャンドル革命」の精神と時代の流れに完全に逆行する人物の執権がもたらすであろう災難が可視化されつつある中、改めてわが民族が繰り返し胸に刻むべき教訓がある。人が事大主義に陥ると馬鹿になり、民族が事大主…

定期大会に思うナソボヂャの精神/金菊江

日高学生会時代、老朽化しイタチやネズミと一緒に寝起きした総聯大阪・東大阪北支部は、私が東京から帰って来た時移転新築され、今は名前も東大阪支部になった。 あれから26年、私は女性同盟東大阪支部で活動して…

本紙復刊70周年

本紙の前身である解放新聞は1950年8月2日に強制廃刊に追い込まれた。それから1年9カ月後の52年5月20日付が復刊第1号となる。しかしながら新聞は朝鮮語ではなく日本語で刷られた ▼1面に掲載された「…

名曲は祖国とともに

朝鮮音楽の祝典2022 in 東京「祖国の愛はあたたかく」を鑑賞した同胞たちが、すべての演目に〇や◎を打ち、どれも素晴らしかったと感想文に記していたのもうなずける。甲乙つけがたい演目ばかりだった。公演…

「お金の問題」と階級意識/金誠明

シフト強要や時間外労働、時給切り捨て、有給休暇の取得拒否など、学生の労働環境をめぐる様々な問題がある。 少なくない同胞学生が厳しい労働条件の下、雇用者側の論理と負担の受容を強いられる。そうした学生の話…

双子のプレーヤー

全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の予選が4月から各地で行われている。サッカーやラグビーなど、朝鮮学校における主なスポーツクラブは、惜しくも予選で敗れてしまったが、学校の新たな歴史を刻んだ選手た…

〈時事エッセー・沈黙の声 23〉沖縄施政権返還50年を迎えて/浅野健一

日米同盟が「米軍の自由使用」で変質 5月15日、沖縄の施政権が日本に返還されてから50年を迎えた。那覇と東京をつないだ記念式典で、玉城デニー知事は「復帰に当たって県と政府が共有した『沖縄を平和な島とす…

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 44〉「復帰」50年の沖縄とアジア、朝鮮/目取真俊①

5月15日、沖縄が日本へと「復帰」(米国から日本政府への施政権返還)して50年を迎えた。だが沖縄が歴史的政治的に抱える諸問題、この間も民意を無視し着々と進められる辺野古新基地建設について、さしたる関心…