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「第二の朝鮮戦争」

朝鮮半島の軍事的緊張が高まっている。情勢激化の禍根は米国と南朝鮮当局の軍事挑発にある

7.27の平和意志

戦勝記念イベントに一貫するのは平和への意志だ。平壌では7.27に際して盛大な記念行事と老兵大会が開かれた。米国に打ち勝った伝統を継承することをすべての世代が誓った。

白頭山建築研究院

咸鏡北道の清津キムチ工場が竣工されて間もない2019年末、同工場を取材した。正門には擬人化された白菜が飾られ、笑顔で迎えてくれるようだった ▼工場全体が緑と白を基調に彩られ、白菜を連想させる独特の作り…

〈読書エッセー〉晴講雨読・影絵の国から『小熊秀雄詩集』/任正爀

筆者の本棚で一番重い本は、壷井繁治、金子光晴、小野十三郎らの全詩集である。ここでいう重いとは文字通り物理的に重いという意味である。いずれもプロレタリア詩人・反戦詩人と呼ばれる人たちの限定版で、壷井繁治…

特権層

三伏の時節、盛夏の真っただ中にいると、爽やかな高原の澄んだ湖畔にでも避暑に出かけたくなる。平壌にいたら文繍ウォーターパークにでもサクッと出かけられるのに、と妄想して見ても無駄なのだが。

一瞬に捧げる努力

朝高時代、母校の部室に掲げられていた言葉を思い出した。「一瞬に捧げる血のにじむ努力(한순간을 위한 피타는 노력)」――

〈学美の世界43〉中級部作品の表層について/金明和

学美会場で受付をしていると来場者に質問や感想を受ける事が度々ある。 気になるのは「中級部の作品がとても暗いし怖い。心配になる」という保護者の感想だ。 しかし思い返してみて欲しいが、中級部といえば思春期…

〈時事エッセー・沈黙の声 25〉軍拡の自公圧勝で自壊する日本/浅野健一

NATO会議参加を容認したメディア 内政では「新しい資本主義」「令和版所得倍増」などと空疎な看板を掲げるだけで、外交では米国に隷従するだけの岸田文雄政権の政権党である自民党が、10日の参院選で単独過半…