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〈ものがたりの中の女性たち79〉「祖国へ向けた矛先を収めなさい」―鹿足夫人

あらすじ 高句麗時代、平壌に「鹿足夫人」が住んでいた。足が鹿の脚のようだとそう呼ばれる。息子が3人いたが、彼らの足も鹿の脚のようだった。近所の子どもたちがはやし立てるので、夫人は息子たちにいつもポソン…

〈時事エッセー・沈黙の声 47〉対中戦争に巻き込む軍事拠点空港港湾指定/浅野健一

米対中戦略で全国16カ所を軍事利用 「数十年の平和主義を捨て、自国を真の軍事大国にすることを望む」(米誌「タイム」23年5月22・29日号)岸田文雄首相は今年4月1日の関係閣僚会議で、軍事三文書(20…

〈トンポの暮らしを支える/こちら同胞法律・生活センターです!46〉共同親権が導入されたらどうなる?

離婚後の共同親権を可能にする民法等の改正案が衆議院で可決されました。現在、同改正案は参議院で審議されており、今国会で成立する見通しであると報道されています(2024年5月13日現在)。共同親権が導入さ…

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 66〉世界の奈落における読書案内④

奈落から届いた「抵抗=愛」の文学 『現代思想』今年2月号は、特集「パレスチナから問う」を組み、アラブ文学者の岡真理氏は「小説 その十月の朝に」を寄稿した。知人を通じて届けられたアフラーム・ガッザーウィ…

〈学美の世界63〉表現は社会への行動の追求/玄明淑

思春期真っ只中の中級部生、学校生活にやっと落ち着いた2、3年生にもなれば社会の在り方、流行や疑問も含めて自分を取り巻く環境に対して敏感に反応する。そんな日常の中で生徒たちは授業や課外活動で学んだこと、…

〈読書エッセー〉晴講雨読・反戦平和と社会を語る物理学者の著書/任正爀

春休みにアカデミー賞を受賞し大きな話題となった二本の映画を観た。『ゴジラ-1.0』と『オッペンハイマー』である。筆者が劇場に足を運ぶ時の基準は、大きなスクリーンでしか味わえない迫力ある映像とハッピーエ…

〈朝大専門家の深読み経済9〉企業の目的「利益の先の何か」(下)/趙丹

  2005年に発足した在日本朝鮮社会科学者協会(社協)朝鮮大学校支部・経済経営研究部会は、十数年にわたって定期的に研究会を開いています。本欄では、研究会メンバーが報告した内容を中心に、日本…

〈時事エッセー・沈黙の声 46〉日本のスポーツ記者が見た日朝戦/浅野健一

サッカー朝鮮代表の訪日、交流の機に 2月28日に行われたサッカー女子のパリ五輪アジア最終予選・日本対朝鮮民主主義人民共和国(朝鮮)の第2戦と、3月21日の男子・北中米ワールドカップ(W杯)・アジア2次…

〈まるわかり! 法律で知る朝鮮9〉人間労働の本質的要求を法制化/李泰一

未来を現在化した労働法制 ■はじめに

〈トンポの暮らしを支える/こちら同胞法律・生活センターです!45〉職場で起きがちな法律問題

多くの人にとって、職場は一日のうち大半の時間を過ごす場所です。しかし、職場では、賃金未払い、長時間労働、不当解雇、ハラスメントなど、日々、様々な問題が起きています。今回は、職場で起きがちな代表的な法律…