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〈トンポの暮らしを支える/こちら同胞法律・生活センターです!47〉年金へのこんな質問あんな質問

年金に関するニュースや記事をよく見かけつつも、複雑な制度に理解が進まない方も少なくないことでしょう。また少子高齢化が進む中、納めた保険料以上受給できるのか、何歳から受給するのが最も良いのか疑問点も多い…

音楽人・金正徹氏を悼む/金正浩

「作曲家・元文芸同東京支部副委員長 金正徹同志が2023年11月18日逝去された」 この訃報に接したのは今年5月だった。そして、氏と、昨年6月にご逝去した御母堂様を追悼する会が5月20日、有志により国…

〈ものがたりの中の女性たち80〉「蝶になり犯人の冠に止まりましょう」―阿娘

あらすじ 密陽府使のひとり娘阿娘(アラン)は早くに母を亡くし、乳母に育てられる。美しく聡明に育った彼女は、近隣の名家から縁談が引きも切らない。ある日、一方的に阿娘を見初めた密陽の下級官吏が、彼女の乳母…

〈時事エッセー・沈黙の声 48〉外国人を脅迫する入管行政/浅野健一

改悪入管法、永住取り消し条項削除を 米国務省から「現代の奴隷」と批判されてきた技能実習に代わる外国人材受け入れの新制度「育成就労」を創設する入管難民法と技能実習適正化法の改正案(3月15日に閣議決定)…

故・高演義先生がのこしてくれたもの/金山川

朝鮮大学校外国語学部で学部長を務められた高演義先生の訃報にふれ、悼む気持ちを抱きながら、先生が書かれた『「在日」って誰のこと?』を中級部3年の生徒たちに教える日を迎えた。 私は外国語学部の学生時、高演…

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 67〉薩摩焼と司馬遼太郎

真に「忘じがたい」歴史から見れば 1592年から98年にかけた、豊臣秀吉による二度の朝鮮侵略(壬申・丁酉倭乱)の際、九州・山口地方の諸大名たちによって拉致連行された朝鮮人陶工たちにより、萩焼、上野焼、…

〈学美の世界64〉誰もが持つ「自分の世界」/金龍主

子どもの頃には誰もが持っていたであろう、「自分の世界」。私にも中級部の頃まではその世界があった。通学電車の窓の外では小さな人間が電車と並走しながらこちらにコミュニケーションを図ってきたし、ボールペンで…

〈朝大専門家の深読み経済10〉現在の円相場をどう見るか(上)/卞栄成

2005年に発足した在日本朝鮮社会科学者協会(社協)朝鮮大学校支部・経済経営研究部会は、十数年にわたって定期的に研究会を開いています。本欄では、研究会メンバーが報告した内容を中心に、日本経済や世界経済…

〈まるわかり! 法律で知る朝鮮10〉市・郡発展法にみる朝鮮の決断/李泰一

地方発展政策を法的に担保 ■はじめに 周知の通り、今年に入り朝鮮は「10年創造大戦」に突入した。その名も「地方発展20×10政策」、非常にユニークな名称である。 朝鮮には計200の市・郡が存在する。本…

〈読書エッセー〉晴講雨読・司馬遼太郎の対照的な二つの小説/任正爀

去年は日本の国民的作家といわれる司馬遼太郎生誕100年であった。それを記念するイベントもあったはずだが、それほど話題となった感じがしない。近年、「明治の指導者、国民は良かった。戦前の昭和は本来の日本で…