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〈朝大専門家の深読み経済13〉戦略的経理担当者の役割(下)/廉貴成

2005年に発足した在日本朝鮮社会科学者協会(社協)朝鮮大学校支部・経済経営研究部会は、十数年にわたって定期的に研究会を開いています。本欄では、研究会メンバーが報告した内容を中心に、日本経済や世界経済…

〈学美の世界67〉本質を捉える力強い表現/金潤実

時に良い作品とは、見る者の立場によって多様な見え方が許される。それは「どう見ても見る人の自由」というような放り出されることではなく、作品そのものが解釈の重層さを含み、鑑賞者にその門戸を開いているからこ…

〈西宮SEASIDE支部物語〉再起に向けた船出、そして今ここから/趙利寛

「西宮支部は終わった」― 人々は口々にそうつぶやいた。10 年前「アリランはんしん」(西宮支部が2004年に開設したデイサービス施設)の経営破綻と廃業は総聯兵庫・西宮支部に致命的な傷跡を残した。支部の…

〈読書エッセー〉晴講雨読・浅川巧を語る評伝と小説(上)/任正爀

植民地期に朝鮮に移住した日本人は何を考え、どのような日常を送ったのか。その大部分は支配する側として、朝鮮民衆に高圧的な態度で接したことだろう。そんななかでも朝鮮民衆に寄り添う人はいた。その典型的人物が…

金正恩時代の文学・芸術を分析/朝鮮文化研究会が第35回講演会

朝鮮文化研究会の第35回講演会が7月27日、東京都内で開催され、朝鮮大学校文学歴史学部の洪潤実助教が「金正恩時代の文学・芸術」と題して講演した(写真)。平壌に長期滞在し研究を行った経験がある洪助教は2…

〈ものがたりの中の女性たち82〉妓生三様―玉膚香、紫雲兒、妓生某の場合

あらすじ 玉膚香(オクプヒャン) ある少年が山寺で学問に励んでいると、科挙の準備で山寺を訪れていた若き日の権景(クォンギョン)裕(ユ)(後の燕山君代の文臣)、柳(リュウ)順丁(スンジョン)(後の中宗代…

追悼・金賢玉さん――同胞の生に寄り添った総聯活動家/朴金優綺

日本軍「慰安婦」として朝鮮半島から沖縄に連行され、戦後も沖縄で暮らした裴奉奇さんを晩年まで支え、その経験を後代に伝え続けてきた金賢玉さんが、7月14日までに他界した。享年81。賢玉さんと深く親交のあっ…

〈朝大専門家の深読み経済12〉戦略的経理担当者の役割(上)/廉貴成

2005年に発足した在日本朝鮮社会科学者協会(社協)朝鮮大学校支部・経済経営研究部会は、十数年にわたって定期的に研究会を開いています。本欄では、研究会メンバーが報告した内容を中心に、日本経済や世界経済…

〈時事エッセー・沈黙の声 50〉在朝被爆者支援無視を続ける岸田政権/浅野健一

松井市長の妨害排し原爆ドーム前集会 岸田文雄首相は14日の自民党総裁選への不出馬表明に先立つ6日、「広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式」に参列し、式典後に市内のホテルで開かれた被爆者7団体の代表か…

〈トンポの暮らしを支える/こちら同胞法律・生活センターです!49〉国際結婚夫婦の姓の選択

同胞法律・生活センターに寄せられる相談のなかには、同胞と日本人との「国際結婚」による夫婦からの姓に関わる相談も少なくありません。日本においては、現行の民法で夫婦同姓が義務付けられていますが、これに対し…