
〈人物で見る朝鮮科学史 23〉新羅の科学文化(5)
2006年12月23日 00:00
古代オリエントとの交渉か 高句麗、百済との三国中でもっとも最後に興った新羅が、唐の援助を受けたとはいえ、その二国を滅ぼすことができたのは、それだけ国力をつけたということである。その契機となったのは洛東…

〈続・朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち 16〉独立運動家の妻・李愛羅
2006年12月16日 00:00
李愛羅は、独立運動家の妻として波瀾多き道を歩み、ついには日警の悪辣な拷問により息絶えた女性である。 夫婦で教師 彼女は、ソウルで李チュンシクの3女として生まれた。別名、李愛日羅、李心淑ともいう。 梨花…

〈人物で見る朝鮮科学史 22〉新羅の科学文化(4)
2006年12月16日 00:00
エミレ鐘=世界で最も美しい音色 新羅の文化遺産のなかで、悲しい伝説とともに広く知られているのが「聖徳大王神鐘」、通称「エミレ鐘」である。 エミレ鐘は、その鐘の音が「オンマー、オンマー」という子どもの泣…

〈人物で見る朝鮮科学史 21〉新羅の科学文化(3)
2006年12月09日 00:00
1995年に慶州吐含山の石窟庵とともに、ユネスコの世界遺産に登録されたのがその麓にある仏国寺である。仏国寺もまた新羅石造建築の粋を集めたものといえるが、とくに大雄殿につながる白雲橋と星雲橋、前庭にある…

〈人物で見る朝鮮科学史 20〉新羅の科学文化(2)
2006年11月24日 00:00
「ダ・ヴィンチ・コード」の数字の妙 世界最古の天文台といわれる瞻星台は建てられて1300年以上にもなるが、これまで一度も補修工事を行ったことがない。この事実は、当時の高い建築技術を示すものであるが、瞻…

朝鮮大学校創立50周年に際し歴史、自然博物館リニューアル/日本市民に一般公開、盛況
2006年11月20日 00:00
高句麗古墳壁画の模写など70点、歴史遺物500点 朝鮮大学校創立50周年に際しリニューアルされた朝鮮歴史博物館(同校記念館2階)と朝鮮自然博物館(同校記念館1階)が同校創立50周年記念フェスティバルが…

〈人物で見る朝鮮科学史 19〉新羅の科学文化(1)
2006年11月18日 00:00
現在、朝鮮半島には2004年に登録された高句麗壁画古墳群を含めて8つの世界文化遺産がある。そのなかでもっとも多くの遺跡、遺物があるのは新羅の古都・慶州である。新羅には、紀元前57年の朴赫居世の時代から…

〈開城・世界遺産登録へ-その歴史遺跡を訪ねて 9〉観音寺と開城市の仏蹟
2006年11月07日 15:38
開城市の山城里に位置する「開城金剛」と呼ばれる名勝・大興山城に登れば、山城内の観音寺に参詣することになるだろう。その時は、あの有名な朴淵瀑布と名付けられた滝を観賞してから、その横側の道を登りきると壮麗…

〈続・朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち 15〉女学校運営者・金貞蕙
2006年11月04日 00:00
金貞蕙は、早くにして寡婦となり、人生の半ばを過ぎた頃、生きるすべを知り貞和女学校を設立、女性教育と開化のために全財産を投じた女性である。 14歳の寡婦 朝鮮でも封建思想が根強い開城の生まれで、11歳の…

〈続・朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち 14〉朝鮮女子義勇軍・朴次貞
2006年10月03日 00:00
朴次貞は、「民族解放こそ女性解放」を信念に朝鮮女子義勇軍を組織し、日本軍と戦うなか崑崙山の戦闘で負傷し散った独立運動家である。 次貞は国を奪われた1910年、慶尚南道東莢で生まれた。父は日本の植民地支…