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最後の抗日闘士

11月16日発朝鮮中央通信が伝えた訃報は、一つの時代の終焉を感じさせるものだった。李英淑さん、享年105。金日成主席とともに抗日闘争を戦った、生存する最後の抗日革命闘士だった

全斗煥の粛軍クーデター

42年前の12月12日、南朝鮮から飛び込んできたニュースは日本に住む同胞たちにも衝撃を与えた。全斗煥が粛軍クーデターを起こした日だ。日本のテレビ報道では「ゼントカン」と呼んでいたことを覚えている。

「成功を確信」

「ウリ民族フォーラム2021 in 東京足立」が12日に東京朝鮮文化会館で開催される。地域同胞たちは初の地域主導のフォーラムを目前に「成功を確信している」と太鼓判を押す

朝鮮で地味な地震研究

平壌中央動物園にはショーを楽しめる動物曲芸場やトラ、ゾウ、サルなど人気者たちを見られる華やかな施設がある一方、片隅にはナマズやオウム、ネズミなどが集まった地味な舎屋がある ▼このエリアは「地震監視所」…

「私はチョソンサラムです」

南朝鮮の金哲民監督のドキュメンタリー映画「私はチョソンサラム(朝鮮人)です」(2020年、94分)の上映会が現在、日本各地で行われている。先日、ようやく見る機会があった。いろいろと考えさせられることが…

元大統領か虐殺者か

「え、なぜね。謝りもせんと逝きよって」。1989年、昭和天皇裕仁が死去した際、裴奉奇さんがこぼした言葉だ。沖縄で日本軍の性奴隷を強いられた裴さんは生前、「ウォンスルルカパダルラ」(敵を討ってくれ)と繰…

絵の中の朝鮮少女

空を見上げ、感激する少女たちの何とも言えない表情が印象的だ。背景には建設中の住宅群が描かれている。平壌で開催された国家美術展覧会(10月7―31日)に展示された宝石画「また高くなった」だ ▼朝鮮メディ…

職場での差別と裁判

不動産会社「フジ住宅」(大阪府岸和田市)がヘイトスピーチを含む文書を職場で繰り返し配布したことで精神的苦痛を受けたとして、勤める在日同胞女性が同社と会長に計3300万円の賠償を求めた訴訟の控訴審判決が…

「出張スマホ教室」

新型コロナウイルスの影響で生活様式が変わった。同胞たちのなかでも、特に心を痛めていたのは祖父母世代かも知れない

李誠雅選手に続け

生野初級の優勝で幕を閉じたコマチュック大会。筆者には心の中で特別なエールを送る存在がある。ひたむきにボールを追いかける「未来の李誠雅(第33回大会、中大阪初級の主将)」たちだ