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〈FOCUS!〉栃木のナツメの木

「青い木々生い茂るウリハッキョ/歴史を奮い立たせてそびえ建つ/祖国のつぼみを大きく育てる/陽も星も溢れる光筋です」 栃木初中の校歌の1節だ。今日も同校敷地に生い茂るたくさんの木々は、創立当初、1世たち…

追憶の舞台

幕が上がり「祖国のつつじ」のメロデイーが奏でられた瞬間、胸が熱くなった。映し出された万寿台芸術団日本公演の場面は涙で滲んだ。日朝文化交流協会結成50周年を記念する金剛山歌劇団特別公演「追憶」はそうして…

希少性と可能性

昨年以降、日本各地で行われている「笹の墓標展示館」大阪巡回展を取材した。巡回展は、2年前に倒壊した北海道朱鞠内の「笹の墓標展示館」再建のために、この一帯で行われてきた遺骨発掘活動(東アジア共同ワークシ…

西側の衰退

ウクライナ事態を口実に米国が対ロ包囲網形成に躍起になる中、欧州の右傾化が起こっている

〈FOCUS!〉掲示板に咲いた花

出張中、滋賀初級で興味深い掲示物を見つけた。春先から秋にかけて咲く花の名が、実物とともに朝鮮語と日本語で書かれている。初めて知る名称もちらほら。楽しそうにポスターを作り上げる子どもたちの姿が目の前に浮…

無視が意味すること

9月25日、「国連・人権勧告の実現を!」実行委員会主催のデモを取材した。 高校無償化や日本軍性奴隷制、ヘイトスピーチ、障害者、沖縄、被差別部落などの問題に取り組む有志ら約200人が新宿駅周辺をデモ行進…

「この後どう?」はチャンス

新人の頃は初対面の同胞や取材対象ばかりだった取材現場も、数々の取材を経て、今では顔なじみとして、現場で再会することも少なくない。同胞たちと再会した際、必ずと言っていいほど「記者トンム、痩せたね」「ちゃ…

瓊楼洞の入居者たち

朝鮮の映画俳優は人々の憎しみや嘲笑を買う悪役として出演したがらない、という話を現地でよく聞く。実際に、悪役を見事に遂行した俳優は、日常に戻ると人々から後ろ指を指され、子どもたちからも冷やかされたりする…