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祝いの場で感じた熱意

今年も各地で20歳を迎えた同胞青年らを祝う行事が行われた。 「2023年度広島20歳青年祝賀会」では、100人を超える同胞たちが青年らの新たな門出を祝福した。参加者らは民謡のリズムに合わせて手を取り、…

分水領の年

朝鮮にとって2022年は、昨年の延長ではないようだ。1月、本紙一面のコラム、「メアリ」にそう書いた。根拠は年末に行われた党中央委総会。金正恩総書記が22年事業の「戦略的重要性」について強調していた。

ちっぽけだけど確かな「点」/車琴伶

ウリハッキョで習うウリノレが好きだった。声楽部に入り、本格的に朝鮮や在日同胞の歌を習うたび、歌詞やメロディーに込められた想いに感動し、心が震えた。異国で民族の魂を継承する私たち在日同胞の姿、祖国分断の…

相次ぐ竣工の知らせ

大規模建設プロジェクトが完成されたという報道が相次いで流れた2019年の年末を今も鮮明に覚えている ▼両江道の三池淵市が山間都市の立派な標準、理想的な手本として竣工し、咸鏡北道鏡城郡の仲坪地区に巨大な…

〈FOCUS!〉心温まる恐怖体験

群馬朝鮮人強制連行追悼碑の撤去反対を求めるデモの現場を、朝大の実習生とともに取材した。取材の帰り道、碑を直接みて帰りたいという実習生の思いに触れ、急遽「群馬の森」へ。タクシーを乗り閉園ギリギリで碑にた…

愚直でユニークな経済誌

本紙が最新号の内容を紹介している雑誌がある。「朝・日平壌宣言」10周年を迎えた翌年の早春に創刊された『季刊朝鮮経済資料』がそれである ▼「宣言」の発表で一時は関係正常化の機運が高まったものの、10年を…

「バックステージ」の重要性/康瑛蘭

幼い頃、ステージの上で踊りや歌を披露する機会が多くあった。さまざまなイベントに参加して、楽しい思いをしたこともある。 民族教育を受けながら育つ過程でこのような経験をできたのは「裏」で汗を流す人たちがい…

戦争国家日本

2022年の世相を表す漢字に「戦」が選ばれた。ウクライナ紛争や朝鮮のミサイル試射などで戦争を意識したことが選定の理由とされるが、日本は他国の「脅威」を煽り平和を渇望するふりをする裏で軍事大国化へと着実…