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少人数学級の魅力に着目

近年、各地の朝鮮学校で増え続けている少人数学級。1月20, 21日にかけて行われた2023年度教育研究集会では、各学校が少人数学級に適した教育方法を模索した貴重な研究成果や経験が共有された。 過去5年…

吸殻の味

朝鮮に「タバコは吸殻の味が一番だ」という言葉がある。この言葉には、「人は何かを失ってからこそ本来の大切さを知る」という意味がある。 例として、コロナ禍で日常の大切さを再確認したことが挙げられるだろう。…

新年初取材と不思議な縁

妻の遺志を継ぎ、愛知と京都の2校の朝鮮学校に桜の木を寄贈した李相才さん(京都府在住)。筆者はこの取材を担当する過程でさまざまな縁に直面した。 まず初めは、相才さんの妻である故人の李秀子さんと

文化や価値観の格付け

紅白歌合戦に南朝鮮アーティストが多数出演したことを機に、「ソフト・パワー」という概念について改めて考えた。ソフト・パワーとは、軍事力や経済力など他国を強制し得るハード・パワーとは異なり、その国の文化や…

危険な現地住民の生活

多くの在沖米軍基地のフェンス沿いには、沖縄の中の「米国」の存在を際立たせるかのように夾竹桃(きょうちくとう)が並んでいる。「有事」の際の目隠しのために植えられた植物で、花には毒性がある。米軍専用施設は…

差別是正に向け、行動を

7日、日本政府に対して国連人権勧告の実現を求める集会に参加した。 在日本朝鮮人人権協会の朴金優綺部長が朝鮮学校差別の現状に関して報告した集会では、今年6月に与党により強行採決された「改正入管法」問題に…

自慢の大会

11月9~11日にかけて、大阪府堺市で行われた第45回コマチュック大会では、本選と育成部門の双方で白熱したゲームが繰り広げられ、3日間で延べ132試合が行われた。 朝鮮学校初級部のサッカー部員たちが各…

歴史資料室を訪ねて

「小さな歴史」を詳細に語る分野がミクロストリアと呼ばれて久しいが、茨城初中高の歴史資料室「想(뜻)」を訪ね、その言葉を思い出した。茨城県における民族教育の歴史をまとめた資料室は、同校が今年創立70周年…

一戦必勝の伝統

サッカー・スペイン代表の主力選手が欧州選手権予選で右膝に重傷を負い、今季の復帰が絶望的だという。スペイン代表はすでに同選手権の出場権を獲得しており、消化試合にも関わらずその選手を試合に出場させたことが…

映像による支配への抵抗

7日の試写会で日本初上映となったドキュメンタリー映画「WARmericaの運命」(2023年、南朝鮮)には、世界中で戦争や反人倫犯罪を繰り返す米国の覇権が、各国での民衆闘争と世界秩序の多極化によって急…