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勝ちにいくオモニ

2024年06月05日 08:00 コラム 取材ノート

ママさんバレーは、在日同胞社会で「オモニ(母)バレー」として親しまれている。先日、オモニバレーの中央大会(主催=女性同盟中央)が6年ぶりに開かれた。

本戦の他に交流を目的とした親善試合が行われたが、とある選手は「勝ちにいきます」と、笑顔できっぱり。

今大会初参加となった西東京「パラム」チームの金憲誠監督は、勝利に向けて一丸となる選手たちを見て「オモニパワーがすごい」と語った。

「オモニパワー」の特徴について選手たちは「団結力」と口を揃え、日本のママさんバレーにも属している選手たちは「一般のチームとは度合いが違う」と誇った。

コート上の選手たちは、声を出し合い、場外に逸れたボールも諦めずに拾いにいく。例え失点しようとも励ましあい、得点時には皆で笑う。

ファインダー越しにその熱気を浴びていると、ふと様々な情景が浮かんできた。それは、子どもたちの権利を勝ち取るために要請活動や街頭宣伝を行う群像だった。

冒頭の「勝ちに行きます」は

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