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40年間に体感したありのままの朝鮮/朝鮮文化研究会第36回講演会

2024年10月07日 12:09 寄稿

朝鮮文化研究会第36回講演会が9月27日、東京都内で開催され、在日本朝鮮人人権協会会員で清瀬市在住の在日2世・黄正基さんが「祖国訪問で見聞した朝鮮民主主義人民共和国の変遷 1981.5~2018.9」と題して講演した。1980年代から約40年の間に13回祖国訪問をした黄さんは首都・平壌をはじめ祖国の各地を訪れるとともに、黄海南道に住む親戚との交遊を重ねてきた。多くの写真を交えての講演はとても貴重な機会となった。

1965年12月に初めて実現した在日朝鮮人の祖国往来は、在日朝鮮人が運動によって闘いとったものであるという歴史を紹介して講演を始めた黄さんは、1969年黄海南道に住む叔母からの手紙が届いて、30年ぶりに交流が復活したことが契機となり、1981年5月に船便(三池淵号)で初めて祖国を訪問した「第23次同胞短期祖国訪問団」の旅から、コロナ禍直前2018年9月の「第241次祖国訪問団」の旅まで、体感してきた祖国・朝鮮の実情をありのままに語った。

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