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【寄稿】高演義先生を偲びながら/廉文成

2024年04月06日 06:00 寄稿

情熱的でラディカル、「人間性」あふれる教育者

高演義先生との出会いは、朝鮮大学校3年時のフランス語の授業であった。1、2年時に教わった「ムッシュ」こと、故・河在龍先生のフランス語授業に慣れていた私は、3年時の4月、高演義という先生はどのような授業をされるのだろうと少し緊張していたが、授業開始後すぐにその緊張はほぐれた。少し角張った輪郭と鋭い視線とは裏腹に、出席確認時からフレンチ・ジョーク(?)を織り交ぜながら学生の心をつかんでいく。ユーモアに溢れ、自由な人柄に安心感を覚えたのを思い出す。

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