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歴史を記憶し、悲劇繰り返さない誓い/大阪空襲79年朝鮮人犠牲者追悼集会

2024年03月24日 09:00 文化・歴史

追悼集会には約70人が参加した

大阪空襲79年朝鮮人犠牲者追悼集会(主催=大阪空襲75年朝鮮人犠牲者追悼集会実行委員会)が13日、ピースおおさか大阪国際平和センター(大阪市中央区)で行われた。集会には同胞、日本市民ら約70人が参加した。

集会ではまず、呼びかけ人の1人である横山篤夫さんが集会の趣旨を説明した。横山さんは、今年の集会は「追悼の思いを共有し、深く悼む機会とすることを目指した」としながら、同実行委員会が数年にわたって行ってきた活動を通じて掘り起こされた朝鮮人犠牲者、167人の名前をこの場で読み上げることを強調した。

同実行委員会の地道な活動は、大阪中国人強制連行受難者実行委員会、大阪空襲連合国捕虜犠牲者を記憶する会をはじめ、連帯の輪を広げてきた。集会では、空襲で犠牲になった朝鮮人167人、中国人8人、米国人捕虜3人の名前が読み上げられた。

続いて同実行委員会の文時弘さん(大阪人権協会事務局長)が追悼文を朗読した。追悼文では、群馬の森にある朝鮮人強制連行犠牲者追悼碑が県によって撤去された事柄に象徴されるように「日本では

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