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〈第20回ヘバラギカップ〉男子は西東京第2、女子は埼玉が優勝

2023年08月30日 15:20 スポーツ

埼玉対東京第4の女子決勝(黒のユニフォームが埼玉)

「第20回ヘバラギCUP-在日朝鮮初級学校中央バスケットボール大会」(主催=在日本朝鮮人バスケットボール協会、主管=在日朝鮮学生初級部バスケットボール連盟)が8月29~30日にBUMB東京スポーツ文化館(江東区)で行われた。大会には男子6チーム、女子12チームが参加し、優勝を争った。

開会式には、総聯中央の宋根学副議長兼教育局長、在日本朝鮮人体育連合会の李康弘理事長、在日本朝鮮人バスケットボール協会の役員らが参加した。

宋副議長は体連とバスケットボール協会の役員らの隠れた努力があり、20回目の大会を迎えることができたと指摘しながら、選手たちに感謝の気持ちをもってプレーしてほしいとエールを送った。

開会式では、在日本朝鮮人バスケットボール協会の康徹洙会長のあいさつを、東京都バスケットボール協会の李英和会長が代読した。

李会長は2003年に始まった同大会は、同胞バスケ活動の出発点となる大会としてこんにちまで規模を拡大し、発展してきたとしながら、今後もバスケットボール協会は、同胞バスケ界の強化と発展のために、選手たちにより良い環境を提供していくと述べた。

西東京第2対東京第1の男子決勝戦(白のユニフォームが西東京第2)

男女合わせて全30試合が行われた大会で、男子部門では西東京第2が26-21で東京第1を破り、女子部門では埼玉が55-34で東京第4を下し、それぞれ優勝に輝いた。

埼玉県バスケットボール協会の崔栄達会長は大会が20回目の記念すべき節目を迎えたことについて「コマバスケ選手たちの目指す場所として、現在まで大会を続けてこられたのは朝鮮学校で子どもたちを指導する教員たちのおかげだ」と各地から集まった学校関係者らに感謝を述べた。崔会長は「年々、大会のレベルはあがっているが、保護者たちのあつい声援はいつの時代も変わらない」と話しながら、「今後も選手たちが活躍できる場を設けるなど、協会が選手たちを全面的にバックアップしていきたい」と力を込めた。

(文・全基一、写真・盧琴順)

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