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「総聯緊急復旧支援隊」が新潟で復旧作業/豪雨被害の同胞を支援するため【動画】

2022年08月08日 12:12 暮らし・活動

総聯中央の慰問金も伝達

3~5日にかけて、新潟県や山形県、北陸などで記録的な大雨が降り続いた。大雨特別警報が発表された新潟や山形の総聯本部では同胞たちの被害状況を随時確認した。

各本部によると、7日の朝8時現在、把握している同胞の中に人的被害はないという。

新潟県下越地方では豪雨により、断水や停電、道路の冠水などの被害が発生。新潟市、村上市内の同胞家屋約10戸で床上、床下浸水などの被害を受けた。

山形においては、同胞たちに被害はなく、石川では数人の同胞たちが近隣の避難所に避難した。

総聯中央では、記録的な豪雨により深刻な被害が発生した新潟・下越支部の村上市に暮らす同胞たちの復旧作業を支援するため6日、「総聯緊急復旧支援隊」(以下、支援隊)を組織し、現地に派遣。支援隊は7~8日にかけ、総聯新潟県本部の活動家らとともに、床上浸水など甚大な被害を被った同胞家屋の復旧作業にあたった。

また8日には、総聯中央の許宗萬議長の指示を受けた支援隊の責任者である総聯中央権利福祉局の李柱成副局長が、床上、床下浸水の被害を受けた7戸の同胞たちに総聯中央常任委員会の慰問金を伝達した。

一方、総聯新潟県本部では、豪雨によって被害を受けた県内に住む同胞らの安否を確認し、順次支援活動を展開した。総聯新潟県本部の金鐘海委員長、朝青本部の呉水晶委員長をはじめとする活動家たちは5~8日にかけて、村上市を中心に現地の同胞宅を訪問し復旧作業を行った。また、市内に設置された総合相談窓口をはじめ、災害ゴミ、給水場、入浴、罹災証明書の発行などの情報を収集、一覧表を作成し、被害を受けた同胞たちに配布した。

総聯中央常任委員会の慰問金が伝達された

被害を受けた同胞らは、総聯中央から伝達された慰問金や支援隊の活動に対し、感謝の言葉を述べていた。

床下浸水の被害を受けた李應琢さん(61)は「災害以降、気を張った生活を送るなか、こうして慰問金を受け取ったことでやっと緊張がほぐれた。涙が出てしまった。やはり、チョソンサラム、同胞たちが一番だ」と話した。

床上浸水の被害を受けた村上市の安英吉さん(63)は「東京から支援するため新潟に駆けつけてくれて本当にありがたい。1人じゃなにもできなかった。同胞社会に行き交うあたたかい情を肌身で感じた」と感謝を口にした。

金鐘海委員長は「同胞第一主義を胸に刻んだセセデの活動家たちが、被害を受けた同胞たちに寄り添い、復旧作業に励んでくれて本当に心強かった」と、総聯中央から派遣された支援隊に対し感謝の言葉を述べながら、「同胞たちが一日でも早く日常を取り戻せるよう、新潟の同胞たちが力を合わせて支援・復旧活動に取り組んでいきたい」と話した。

(全基一)

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