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〈読書エッセー〉晴講雨読・興南と水俣、真実を追究する二冊/任正爀

2022年07月10日 10:10 寄稿

今年初めに刊行された日本科学史学会誌『科学史研究』に「朝窒コンツェルンの評価に関する研究史的考察」という研究ノートを発表した。研究ノートは資料の調査や研究状況の整理、課題の提起などを行う、論文の前段階といえる論考である。それでも掲載の可否は、論文と同様に複数の審査者が判定する。大抵は修正を求められ、その作業は審査者が納得するまで行われる。ゆえに実際に活字になって出版されるとそれなりの達成感がある。

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