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短編小説「魚のために道をひらこう」18/陳載煥

2022年03月14日 07:53 短編小説

その後やっと生きていた12尾のニジマスと背負って養魚場にたどり着いた彼を見て、みなは驚きの目をみはった。すでにテソンは死んでしまって、ニジマスもわが国にはいなくなった、ということになっていたのである。ジュンハは他の職場へ移る手続きのために平壌に行って留守であった。

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