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短編小説「魚のために道をひらこう」5/陳載煥

2022年02月14日 07:14 短編小説

「そんなことは絵に描いた餅と同じで、できやせん!」

「おれはやるよ。嫌だったら黙ってひっこんでろ! おれは、必ず自然養魚をやってみせるから!」

ついにテソンは、休暇を利用して480キロにわたる大同江の水域を実地調査してみようと思いたった。

ところが思いがけず、ジュンハも一緒に調査に出かけると言いだしたのである。

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