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【寄稿】長生炭鉱水没事故79周年犠牲者追悼集会-国の不作為は許されない/内岡貞雄

2021年02月04日 14:38 主要ニュース 歴史

約100人の市民らが参加

写真は2013年2月にあった犠牲者追悼碑除幕式

暖かい陽射しと、時折、冷たい風が吹くなかで、約100人が集って79周年追悼式が行われた。1993年から28年間、1度も欠かさず南朝鮮の遺族の皆さんを招聘してきたが、今回はコロナ禍のため叶わなかった。

福岡在住のシンガーソングライターのハルナ・ユさん(栁春菜、犠牲者の姪の孫)作曲「カヂマヨ」の演奏で式典が始まった。「この曲は長生炭鉱水没事故の悲劇をテーマに、愛する人への叫び、海の底に眠る魂への祈りを込めてつくった」という。その後、駐広島韓国総領事、民団山口県地方本部団長に続き、総聯山口県本部の朴徹委員長の挨拶があった。朴委員長は「今年はご遺族の参列は叶わなかったが、来年の80周年追悼式はご遺族に『遺骨収集』に関する朗報が届けられること等を願っている」と述べた。

遺族の恨

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