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朝鮮のコロナ対策、世界的終息まで非常防疫体系維持/感染者0人、監視対象者500人

2020年04月03日 11:25 共和国

3日付労働新聞は論説で、朝鮮で感染者が発生していないことを明かした。中央非常防疫指揮部で防疫事業の指揮を執る朝鮮の朴名帥・国家衛生検閲院院長も1日、平壌で外国メディアのインタビューに応じ、「現在までわが国では新型コロナウイルスの感染者は一人も発生していない」と明かしている。

一方、3日発朝鮮中央通信は、平安北道、黄海南道、慈江道、江原道、咸鏡南道、開城市で新型コロナウイルスの感染が疑われる医学的監視対象者の隔離が全て解除され、現在全国的に隔離対象者が500余人いると伝えた。同通信によると、国家非常防疫事業の総括会議が開かれ、防疫事業に慢性的に接する一部の否定的な現象が総括された。また、世界的に新型コロナウイルス感染症が終息するまで国家非常防疫体系を維持することが指摘された。

伝染病予防法を修正・補充

1日付「民主朝鮮」によれば、最高人民会議常任委員会で伝染病予防法を修正・補充して発表した。

伝染病予防法は、6個の条項に53個の条文となっている。ここには伝染源の摘発と隔離、伝染経路遮断、非常防疫をはじめ伝染病予防に関する法律的要求が具体的に明らかにされている。

同紙は、「伝染病予防法の修正・補充は伝染病予防と治療で規律と秩序を厳格に樹立して国家の安全と人民の生命・安全を保障するうえで重要な意義を持つ」とし、「特に防疫活動が全国家的な事業として引き続き力強く繰り広げられている過程に得た経験に基づいて、現実的条件に合わせて修正・補充されることによって党の予防医療方針をさらに貫徹し、衛生防疫活動をより力強く奮い起こすことができる堅固な法律的保証が用意された」とその意義を強調した。

(朝鮮新報)

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