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〈月間平壌レポート 5月〉党7回大会から1年、各分野で充実した成果

2017年05月31日 16:01 主要ニュース 共和国

確固たる実績と自信を胸に

【平壌発=金淑美】歴史的な朝鮮労働党第7回大会から1年。国家建設の多くの分野で収めた確固たる実績、自信を胸に、党大会の決定貫徹に向けて人々はいっそう奮起している。

快適もたらすエコガラス

昨年5月の党大会からの1年間、史上最強と言われる「制裁」、大水害に見舞われた咸鏡北道の復旧など想定外の困難に直面する中、人々は昼夜を舎かず国家建設に努めてきた。9日に発表された、党7回大会以降の社会主義強国建設における進展についての朝鮮中央通信社報道は、「国家経済発展5カ年戦略の確固たる土台が築かれた」とし、国家建設の各分野で収めた成果について詳細に伝えた。

黎明通りの住宅にも大安親善ガラス工場の製品が使われている。

最も大きな成果の一つである黎明通り建設は、建設を担った人民軍はもとより、建設に必要な資材を急ピッチで生産し、安定的に建設現場に送り続けた無数の生産単位の努力によって成し遂げられた。

明るく現代的な街並みを構成する要素の一つとして、建築物にふんだんに使用されている、爽やかなブルーを基本とした窓ガラスを挙げられる。

黎明通りの住宅や公共施設などに使用されている窓ガラスはすべて大安親善ガラス工場(平安南道)で生産したものだ。

とりわけすべての住宅には、断熱・遮熱性に優れた中空ガラス樹脂窓が導入されている。中空ガラス樹脂窓とは、密閉された2枚のガラスの間に不活性気体を入れることで太陽の熱を遮断し、冷房を控えめにしても室内の温度を快適に保つことができるエコガラスだ。環境だけでなく健康にも有用とされる。

同工場では、党大会の前に展開された「70日戦闘」期間(16年2月23日〜5月2日)に、中空ガラス樹脂窓の生産工程を新たに確立、ぼう大な生産ノルマを達成し、黎明通りの特徴である建物の省エネ化、グリーン化の実現に貢献した。近頃の平壌は最高気温が30度を超える日もしばしばで、気温が日増しに上がっており、エコガラスの効果は今後よりいっそう暮らしの中で実感されていくだろう。

大安親善ガラス工場の中空ガラス樹脂窓生産工程

同工場は、黎明通りの建設に約110万㎡、咸鏡北道の復旧に約30万㎡のガラスを生産・供給。昨年竣工した、中央動物園をはじめとする重要建設対象も同時に担った。

工場のフル稼働において

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