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朝鮮人民軍最高司令部緊急報道

2015年08月21日 10:28 主要ニュース 朝鮮半島

20日午後に発生した南朝鮮の軍事的挑発を受け、朝鮮人民軍最高司令部が同日に緊急報道を発表した。全文は以下のとおり。

8月20日午後、前線中西部地域では南朝鮮軍部の重大な軍事的挑発行為が再び発生した。

南朝鮮軍部はわが軍が南側に砲弾1発を発射したというありもしない口実をつきつけ、わが軍の民警哨所を目標に36発の砲弾を発射する分別のない妄動を行った。

そのうち6発の砲弾はわが軍542.543民警哨所付近に、15発の砲弾はわが軍250.251民警哨所付近に落ちた。今回の砲射撃挑発によるわが軍の被害はなかった。

しかし、われわれの神聖な領土、祖国防衛哨所に対する砲射撃は、いささか許すことのできない重大な軍事的挑発である。

事態の重大性は南朝鮮軍部自体がいまだわが軍砲兵の発射原点も、自分たち側にあるべき砲弾の落弾地点も確認できず、わが軍が発射したという砲弾が高射砲弾なのか、小銃弾なのか、ロケット弾なのかも区別できない状態でこのような軍事的挑発を行ったところにある。

先日は疑惑の地雷爆発事件を口実に全前線で対北心理戦放送を再開し、今日は明白な根拠もなしに北側地域に向けて多くの砲弾を撃っていることが、南朝鮮軍部の分別のない挑発狂気である。

醸成された重大な事態と関連して20日夜、朝鮮労働党中央軍事委員会非常拡大会議が緊急に招集される。

いまわれわれは南朝鮮国防部が48時間以内に対北心理戦放送を中止し全ての心理戦手段を全面撤去しないならば強力な軍事的行動に移行するという朝鮮人民軍総参謀部の最後通牒にどう対応するのか、鋭利に注視している。

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