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「同胞社会守る人材に」/朝鮮大学校入学式

2013年04月12日 18:37 民族教育

多くを学び、確固たる信念を

入学式に参加した新入生たち

朝鮮大学校(東京・小平市)の2013学年度入学式が10日、同校講堂で行われた。総聯中央の許宗萬議長、裵益柱副議長、宋根学教育局長、同校の張炳泰学長、朴英植理事長をはじめとする理事、中央団体、事業体の活動家、新入生と父母、教職員、在校生らが参加した。

裵益柱副議長が朝鮮教育委員会から送られてきた祝電を紹介した後、許宗萬議長が祝賀のあいさつをした。議長は、厳しい現状のなか、子どもたちを朝鮮大学校に入学させた父母に謝意を表し、新入生は祖国と同胞社会のために時間を惜みながら学び、最先端科学と各分野の専門知識を習得し実力を備えた人材になることについて言及した。

張炳泰学長は報告で、2013年度からは国際社会のニーズに合わせ、希望する学生は学部に関係なく、中国語を選択して学べるカリキュラムを導入したことに触れ、これからも父母の期待と要求に応え責任を持って学生たちを教育していきたいと述べた。

新入生を代表し、経営学部の張晟嶺さんが決意表明。「高校無償化」のための署名活動やデモ行進を通じて、同胞社会を守るための有能な人材にならねばならないと感じたとしながら、「同胞社会の大きな期待に応えられるようにがんばりたい」と話した。

決意と期待

「高校無償化」問題や朝鮮半島をとりまいて厳しい情勢が続くなか、「逆風」をものともせず、新たな生活をスタートさせた新入生たちは希望や喜びに満ちあふれていた。

希望と喜びに満ちあふれる新入生たち

政治経済学部に入学した金幸寛さん(大阪朝高出身)は大学で法律を学び、将来弁護士になりたいという。高級部時代ラグビーで汗を流し、3年連続「花園」の舞台に立ってきた。「朝高ラグビー部が『全国』の舞台で活躍することで、朝鮮学校の存在が日本社会で広く知られるようになったが、日本当局は都合の悪い時には『高校無償化』制度から朝鮮学校だけを除外するといった差別をした。それに対する怒りと矛盾を感じてきた」という。「このような状況を打開するために、法律を扱う専門家になって、日本社会の差別の壁に立ち向かって役割を果たしたい」と抱負を語った。

教育学部に入学した李鳳華さん(東京朝高出身)は、初級部の頃から9年間舞踊を続けてきた。平壌での迎春公演や通信教育など、舞踊を習いに祖国に行く機会が多かったという。「祖国の温かいもてなしの中で多くのことを習った。朝鮮舞踊は朝鮮学校でしか習うことができず、民族の心を自然に身につけさせてくれるとても魅力あるものだ。自分が舞踊を通じて感じ、学んだことを次は後世に伝えたい。大学の3年間に、一つでも多くのことを学び常に目的意識を持って生活していきたい」と語った。

文学歴史学部に入学した李麗花さん(愛知朝高出身)の母、崔永秀さん(44)は、同大学で過ごした青春時代を懐かしみながら、「娘が朝鮮大学校に入学することになり感無量。私たちを取り巻く情勢は厳しいが、大人である私たちがこの現状を打開したい。そして娘にはこの学校で多くを学び、確固たる信念を持った朝鮮人に育ってほしい」と期待を込めた。

(李永徳、金里映、金秀卿)

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